題字 「慶應商学部異分野インゼミ研究報告会」
2007年度

ローカル製品開発における
ナショナル・ブランドの有効性



・ 異分野インゼミ研究報告会とは
・ 小野ゼミにとっての位置付け
・ 2007年度の異分野インゼミ研究報告会
・ 2007年度の小野ゼミの研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 当日の模様
・ 研究をおえて
・ 商学会賞受賞!
・ 商学会賞また受賞!

2007年度四分野インゼミ研究報告会研究論文(全文ダウンロード)
慶應義塾大学商学部 小野晃典研究会 第5期 インゼミ研究プロジェクトチーム
(2007) 「ローカル製品開発におけるナショナル・ブランドの有効性」

 (PDFファイル 582KB)



研究をおえて

細川晋吾
 我がインゼミ人生に悔いなし。

 長い長い共同研究プロジェクトが終わった。
 12月1日――こんなにも晴れ晴れとした気持ちで1つのことを終えたことがあっただろうか。

 細川晋吾、伊佐次志織、高崎恭子――小野ゼミに入会して電光石火の如く決定したインゼミメンバーは他の論文チームの約半分の3人。 たった3人で、小野ゼミの歴代の先輩達が苦労して作り上げたという三田祭論文を書き上げることができるのだろうか。 そんな心配が当時、常に心の奥に内在していたことを覚えている。

 しかし、夏休みに入り、活動が本格的に始動すると、その心配は無用のものであることがわかった。 インゼミメンバーの間には他のチームには負けないほどの結束力ができていた。 そして、論文に対して常に危機感と責任感を持てるメンバーであった、ということも、チームの特徴として特筆すべきことである。

 常にメンバーの意見を傾聴し、我々をオアシスへといざなってくれた(気兼ねなく意見を出し合う雰囲気を作ってくれた)伊佐次。
 その優しい心ゆえに常に消費者の目線で物事を考え、そこから有用なアイディアを出してくれた恭子。
 個性豊かな素材が活かされ、インゼミ論文は本当に温かいメインディッシュとなった。 この3人でなければ、インゼミ論文はこんなに素晴らしいものには成り得なかった。

 この半年は回り道の連続で、なかなか前に進まない時もあったものの、そんな時に味わった苦難、そして、その苦難を乗り越えた時の喜びは、我々の成長の軌跡のために必要不可欠なものであった。 そして、何よりも価値観や思考方法の異なる人たちと1つのものを作り上げる難しさ、そして素晴らしさを知った。

 また、私はインゼミ代表という肩書きはあったものの、当初は少し2人に甘えていた部分があったような気がする。 そのうち2人が有用なアイディアを出してくれるだろうと。 しかし、活動が進んでいくにつれて、自分を含む全員が最大限の努力をしなければ、決して良い論文は書けないと確信した。 そしてそのうち、代表として、2人のタスクを軽減できるようにしなければならないと感じるようになっていた。 この心境の変化は、自分が今までのダメな自分と決別するきっかけをもたらしてくれた。

 末筆ながら、いつも我々に貴重なアドバイスを与え、叱咤激励して下さった小野先生に感謝の意を表したい。 研究活動中には、小野先生の愛情を幾度となく感じさせられた。 最後までくじけずに論文を書き上げることができたのも先生のお陰であることは、もはや言うまでもない。 そして、いつも温かく我々を見守り、我々の論文に対して鋭い指摘をしてくれた5期生のみなさん、3期生の森岡さんにも感謝の意を表したい。

高崎恭子
 「うれしい!でもなんだか寂しい。」 これが論文の執筆を終えたときの正直な気持ちです。

 執筆活動を終えたことへの喜びや安堵感だけでなく、インゼミチームの活動が終わってしまうことへの寂しさもありました。 論文にとりかかってからの半年間、執筆活動は生活の中心であり、それだけ私の中での存在も大きかったからです。

 私たちインゼミチームはメンバーが3人だったため、とてつもなく大きな不安を抱えたままスタートを切りました。 テーマは意外とスムーズに決まったものの、先がまったく見えない状態。 そこで夏休み中はその不安をかき消すかのように、とにかく頻繁に集まりました。 ときにはお昼だけ食べて解散という日もあったような気がしますが、今思えば、その日々がインゼミチームの支えになったのだと思います。 後期になってからも、その集まりっぷりは衰えず、いつしか不安は取り除かれ、日を重ねるごとに私たちの論文に対する意識は高くなっていきました。 だんだんと締め切りが近づくにつれて、ピリピリした空気が流れるときもありましたが、すぐにまた “ほんわか” とした空気に変えられる (変わってしまう?) ところが、インゼミチームの良さだったのかなと思います。

 そんなインゼミチームで取り組んできた執筆活動を通して、本当にたくさんのことを学びました。 その中でも印象深いのは美しい日本語。 いくら論理的な考え方ができていても、それをうまく日本語で表現できなければ伝わらないのです。 21年間、日本人として生きてきて、ここまで母国語が難しいと感じたことはありませんでした。 また、論理的な仮説をたてることができたとき、議論を繰り返してやっとひとつの結論がでたとき、長い沈黙を打ち破るようなアイディアが浮かんだときなどの達成感や充実感。 これはすごかったです。 執筆活動から得たものは書ききれませんが、すべてが私の大きな財産になると思います。

 今このような文章を書くことができているのも、共に全力で頑張ったごまといさじ、いろいろと気遣い支えてくれた5期生の皆さん、そして何よりも温かく親身になってご指導してくださった小野先生のおかげです。 先生の熱意と優しさに心から感謝しています。 本当にありがとうございました。

伊佐次志織
 論文の締め切りが来てしまうことが寂しいくらい、
 発表が終わってしまうことが悲しいくらい、
 インゼミで過ごした日々は充実していて、楽しかったです。

 辛いことも不安なことも沢山あったけど、それも今では良き思い出です。 ごまちゃんと恭子と一緒だったからこの論文が書けたのだ、と心から思います。 誰が欠けても、この論文にはならなかったと思います。 これからも、暇さえあれば集まってお菓子やランチを一緒に食べたいです(笑)

 ゼミ員にも、沢山沢山協力してもらいました。 本当にありがとう。

 春合宿の時に、私が 「他分野の人がマーケティングのゼミにすれば良かった、と思うような論文を書けるように頑張ります」 などと何の根拠もない大口を叩いたことを、どれだけのゼミ員が覚えているかはわかりません(むしろ忘れてて欲しい…)。 そして、他分野のゼミの方々が、どのような感想を抱いて下さったのかはわかりません。

 でも、私は、マーケティングのゼミにして良かった。 小野ゼミに入って良かった。 そう思っています。 ちょっと・・・大袈裟かもしれませんが、そう思っています。

 最後に、ご多忙にもかかわらず、未熟な私達のご指導を熱心になさって下さった先生に、言葉では書き表せないくらいの感謝の意を、ここに表したいと思います。 本当に本当に、ありがとうございました。


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2007126

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