題字 「慶應商学部異分野インゼミ研究報告会」
2007年度

ローカル製品開発における
ナショナル・ブランドの有効性



・ 異分野インゼミ研究報告会とは
・ 小野ゼミにとっての位置付け
・ 2007年度の異分野インゼミ研究報告会
・ 2007年度の小野ゼミの研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 当日の模様
・ 研究をおえて
・ 商学会賞受賞!
・ 商学会賞また受賞!

2007年度四分野インゼミ研究報告会研究論文(全文ダウンロード)
慶應義塾大学商学部 小野晃典研究会 第5期 インゼミ研究プロジェクトチーム
(2007) 「ローカル製品開発におけるナショナル・ブランドの有効性」

 (PDFファイル 582KB)



2007年度の小野ゼミの研究テーマ


「ローカル商品開発におけるナショナル・ブランドの有効性」

 旅行先で見かける様々な土産品の中で、ご当地キティやご当地ポッキーのようなナショナル・ブランドの下で展開されたローカル商品が、近年目に付くようになっています。 全国規模のメーカーによって開発された商品 が、現地メーカーの手による商品よりも当地の土産品として好まれてしまう現象は何故生じるのでしょうか。 観光客の心理メカニズムを消費者行動論の観点から追究していきます。


活動経過報告

活動経過概要
04月21日 プロジェクトチーム結成
 小野ゼミに入って電光石火の如く決定したインゼミチーム。 代表は細川晋吾。 渉外は高崎恭子。 企画は伊佐次志織。 他の論文チームよりも少ない、3人チームであった。 3人だけで果たして三田祭論文を書くことができるのだろうか。 3人とも同じ心配をしているにもかかわらず、このときの3人のコミュニケーションはほぼ皆無であった。 特に、細川と恭子の会話は全く弾まなかった。 恭子は他のことを考えているようだった。

07月12日 第1回研究中間報告 (ゼミ内)
 この日は研究テーマの報告であった。 この日のために3人で何回か集まってテーマを出し合った。 「フリーペーパー」、「クーポン」、「ランキング」…。 中でも細川の 「下流社会マーケティング」 という実体の無い案に2人の顔が凍りついた。

 何回かの議論の末、最終的な論文テーマは 「地域限定商品の有効性」 に決定した。 ナショナル・ブランドが 「地域限定」 バージョンになったとき、消費者はどのような行動をとるのだろうか。 非常に身近なテーマではあるが、マーケティング論にとって斬新奇抜な知見を提示するものに違いないと我々は信じてやまなかった。

09月13日 第2回研究中間報告 (ゼミ内)
 シャイな我々も夏休みの活動で急接近し、仲良くなった。 夏休みは8月上旬からほぼ毎日集まって文献を漁りまくった。 インゼミの予定で一杯になった手帳。 2日ぶりに3人で会うと、何だかよそよそしい感じになるほどだった。 学校が開いていないときには、喫茶店エクセルで議論した。 喫茶店の飯は高いので、コンビニのおにぎりを持ち込んだこともあった (エクセルの従業員の方、ごめんなさい)。
夏合宿
その他、三田キャンパスの近くの図書館のキッズルームで議論した。 子連れのお母さんににらまれたこともあった (またまた、ごめんなさい)。 夏休み中、インゼミは他のチームに比べて最も頻繁に集まったのではないかと思う。 夏合宿の研究中間報告では、それが功を奏した 。明らかにインゼミの進み具合が群を抜いていた。 しかし、八橋や八橋キティはどのような基準でNB型あるいは非NB型ローカル商品に分類されるのか。 論文は曖昧模糊と言わざるを得ない状況の下にあった。

10月01日 第3回研究中間報告 (ゼミ内)
 ゼミ内で初調査を実施。 本調査を3日後に控えているにもかかわらず、ゼミ生から厳しい指摘の数々を浴びせられ、不安に駆られた。 あんなにアットホームな雰囲気だったインゼミチームにも暗い影が射しこんできた。 我々は連日、終電までアンケートを練り直した。 満を持して先生に送った細川の質問票に 「商品Aはワクワクする」 という主述不一致な致命傷ともいえるミスが。 案の定、先生に 「意味不明」 というコメントを頂いた。 「質問票作成は論文執筆の肝」 という小野先生のお言葉通り、質問票完成までの道程は本当にきつかった。 本調査前日、小野先生に 「合格」 という言葉を頂いた時には、喜びというよりも安堵に近い気持ちを抱いた。

10月11日 第4回研究中間報告は免除
 インゼミチームは他班に比べて順調に進んでいるという理由で、第4回研究中間報告は免除となった。 得意気になる伊佐次。

10月25日 第5回研究中間報告 (ゼミ内)
 締切2週間前。 アンケートも終わり、本格的に論文を執筆していく段階に入っていった。 執筆する箇所を3人で分担した。 分担制によって、各自が責任感を持って執筆を行うことができた。 また、この時期は確かにキツかったものの、楽しい時間でもあった。 自分たちの考えていることを文章化することによって、各自の個性を垣間見ることができたからである。 どんどん論文が出来上がっていくのは、子供の成長を見ているかのように嬉しいことであった。

11月07日 第6回研究中間報告 (ゼミ内)
 中間報告の前日、小野先生はご自宅に我々を招いて、徹底的に我々の草稿のチェックをして下さった。 集まった直後に 「とりあえずトイレ」 の伊佐次は、先生宅のトイレを使わないように近くのコンビニで用を足していった。 先生宅では、先生のギター姿にインゼミ一同、魅了された。 先生から沢山のご指摘を頂き、様々なタスクを背負いながら、帰りのジョナサンでは、論文締切2日前にも関わらず、インゼミは初めての恋バナで盛り上がった。 そのため、帰った後は徹夜をしそうになった。 

11月08日 第6回研究中間報告 (ゼミ内)
 そして、第6回研究中間報告。 つまり、締切前日。 本中間報告では、小野先生とゼミ生の皆さんに誤字脱字や論理的におかしい箇所を指摘して頂いた。 頂いた指摘をもとに、サイゼリヤで12時過ぎまで論文を再度推敲した。 サイゼリヤを出た後、ノンストップで終電に乗り込む恭子はたくましかった。 明日は論文提出。 ついに活動が終わる。 そんな期待を持ちながらも、最高の形で論文を提出できるのかという、何とも表現することのできない恐怖をも感じていた。

11月09日 慶應義塾大学商学会賞 論文投稿締切
 ついに論文提出の日を迎えた。 これで最後だろうとお昼頃に推敲を終えた。 提出の17時には十分間に合う。 インゼミはいつもののんびりした雰囲気であった。
 最後に先生にお会いし、最終チェックをして頂いた。 そこで頂いた先生の沢山のご指摘。 これまでの人生で味わったことのないほどの焦りを感じながら早急に論文を修正した。 まさかの事態に焦燥感を隠せなかったが、締切5分前に無事に商学会に提出することができた。
 提出後は、チカラヤで打ち上げをした。 我々が目標としていたユッケの味は何にも例えることのできない、感動の味であった。

11月16日 三田祭研究論文集(冊子)編集
 早々と論文本文を書き上げた我々が負わされたのは、論文集編集作業の責務。 論文集の表紙を担当した細川が、デザインセンスの低さを露呈して手間取るのを尻目に、書式統一ルールを作りそれに合わせて自作論文を再編集する伊佐次と、他の2班の論文と自作論文を統合し目次を設定する恭子の作業は、順調そのものだった。
涙ぐむ恭子
 と、そのとき、事件は起こった。 恭子が作成していた論文集のマスターファイルに、「壊れて開けません」の警告文が。 バックアップははるか数時間前のもの。 一同が駆け寄り、緊張が走る。 その5分後、自動修復ファイルを掘り起こして事なきを得たとき、恭子の両目からは安堵の涙が溢れたのだった。

11月22日 三田祭研究展示@慶應義塾大学
-25日
 十ゼミ、マケ論と共に三田祭論文のパネル発表を行った。 お土産品という身近なテーマであったため、たくさんの人が興味深そうに我々の説明に耳を傾けてくれているようであった。 また、インゼミの家族の小野ゼミへの関与はとても高かった。 恭子の家族全員がブースに来訪 (プロテニスプレイヤー落合優次も来訪!)。 細川の母親は論文を4冊購入。

三田祭
11月29日 模擬プレゼンテーション (ゼミ内)
 四分野インゼミ研究報告会の2日前、模擬プレゼンテーションを行った。 ゼミ内ではあったものの、「マーケティング代表として」、「小野ゼミ代表として」 というプレッシャーからか、緊張のため、なかなかいい発表ができなかった。
 それでも、ゼミ生や小野先生から貴重なご指摘を頂き、発表当日まで模擬発表を繰り返し行った。

12月01日 慶大商学部四分野インゼミ研究報告会
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第5期インゼミ研究プロジェクト幹事:
代表 細川 晋吾 (文責)
渉外 高崎 恭子
企画 伊佐次 志織

2008112

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