題字 「三田祭研究論文」
2007年度

格付けが購買意図に与える影響


・ マーケティングゼミ合同研究報告会とは
・ 小野ゼミにとっての位置付け
・ 2007年度のマーケティングゼミ合同研究報告会
・ 2007年度の小野ゼミの研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 当日の模様
・ 研究をおえて

2007年度マーケティングゼミ研究報告会研究論文(全文ダウンロード)
慶應義塾大学商学部 小野晃典研究会 第5期 マケ論研究プロジェクトチーム
(2007) 「格付けが購買意図に与える影響」

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研究をおえて

石崎克典
 研究をおえた今、私の心は感謝の気持ちでいっぱいです。

 同じマケ論チームのみんな、ありがとう。 チームを束ねることもできないし、チームを引っ張ることもできなかった私が代表としてここまでやってくることができたのは本当にみんなのおかげだと思っています。 いっぱいいっぱい助けられました。 数えればキリがありませんね。 チームのメンバーに恵まれ、そのチームの代表としてあれだけ素晴らしい論文を書き上げることができた私は本当に幸せ者であったと感じています。 本当にありがとう!!

 マケ論以外の小野ゼミ5期のみんな、ありがとう。 10ゼミやインゼミのみんなは私たちよりも早く進んでいたので、論文の書き方や、SASのやり方など、いろいろ教えてもらったし、電論のみんなとは締め切りが近かったので一緒に励まし合ってがんばることができました。 この他にも、論文やパワポ、プレゼンなどについてのアドバイスをいっぱいしてくれたことにも感謝しています。 みんなのおかげで論文の執筆、発表を無事に終えることができたと思います。 本当にありがとう!!

 そして先生、ありがとうございました。 論文執筆の始めから最後まで、ずっと私たちのことを考えてくださり、日本語能力の低い私たちの文章を何度も添削していただいたり、その他にも多くのアドバイスをしていただいたりなど、たくさんのご指導をしていただいたことに感謝しております。 本当にありがとうございました!!

 最後に、ずっと健康を気遣ってくれた家族、ありがとう。 なかなか返信はできなかったけど、ときどき届くメールに何度も元気付けられました。 本当にありがとう!!

 今回の論文執筆を通して、多くのことを学び、大きく成長できたと思います。 この貴重な経験を生かして、これからもがんばっていきたいと思います。

北川慎一郎
 研究を終え、様々な思いが駆け巡った。 やっと論文が完成して解放感に満ち、喜んでいる自分もいれば、もっとこの論文チームでやっていたいと悲しんでいる自分もいれば、もっと貢献できなかったのかなと後悔している自分もいる。 何故だろう。 それは間違いなくこの半年が今まで自分が経験したことがないくらい内容の濃いものであったからであろう。

 何故自分はマケ論を選んだのだろう? それは慶應商学部のマーケティングゼミが集い、研究成果を発表しあうことに魅力を感じたから? いや、違う。 正直どの論文チームでもよかった。 そんな適当な気持ちで論文チームを選択してしまうのは本当はよくないのかもしれない。 けど結果的には良かったと思う。

 思い返せば、マケ論はいつも他の論文チームに遅れをとっていた。 夏休みという誘惑による気の緩みにより遅れをとったマケ論はテーマが 「知覚品質」 という難しいものであったため、夏合宿でテーマを変えざるを得なくなり、さらに遅れをとった。 そしてテーマを 「格付け」 に変えたものの、先行研究が皆無のこのテーマには 「知覚品質」 とは異なる困難が待ち受けていた。 最も楽しいはずの仮説の提唱 (小野先生曰く) がうまくできず、このままでは自分たちはどうなってしまうんだろうという不安に押しつぶされそうにもなった。

 そんな状況においても何とかやってこれたのは、間違いなくマケ論の 「チームワーク」 のおかげであろう。 和気藹々とした雰囲気で話し合いが行なわれ、全然関係ない話に逸れてしまったことも…。 逆に行き詰まり、暗い雰囲気になれば、飲み代表が機転を利かせて飲み会を開くことで、暗い気持ちを吹き飛ばし、チームの団結力は高まった。

 仮説提唱ができた後は、質問票作成、調査実施、分析、そして論文執筆と驚くほどスムーズに進んだ。 何故だろう? 分からない。 運? いや努力が実り始めたからであろう。

 個人的に残念だったことは完成度の高い論文が完成したものの、発表会では緊張のあまり、うまく聴衆に伝え切れなかったことである。 小野先生、論文チームの皆、そして他の小野ゼミ生をハラハラさせ、心配させたことを謝りたい気持ちもあるが、今は感謝の気持ちを伝えたい。

松川貴洋
 「やっと終わった。」

 12月8日マケ論発表会の後の素直な気持ち。
 緊張でガチガチのプレゼンが終わって、解き放たれたときの達成感。
 打ち上げですべての疲れを洗い流してから数日、この画面に向かって考える。

 長かった、いや、短かったのか。
 本当に、密度の濃い時間を過ごすことができた気がする。

 思えば、なんでマケ論に入ったのだろう。
 あの当時、特に何がやりたいというわけでなく、軽い気持ちで選んだマケ論。
 そして、同じくマケ論のメンバーになった6人での、長期にわたる壮大な論文プロジェクトが始動することとなった。

 一言で言えば、紆余曲折。 それが私たちの論文執筆に当てはまる言葉だろう。 テーマ選びでもたついた僕ら、やればやるほど迷宮にはまっていく負のスパイラル。 どうにもこうにもならない日々。

 しかし、マケ論は乗り越えた。 それを支えたのは何よりもチームワークであろう。 たくさん考えて、議論して、飲みにいって。 この愛すべきメンバーと一緒だったからこそつらいときも乗り越えられた。

 マケ論の発表は正直、大成功とはいえないだろう。 今後、ゼミ活動で課題となる点も多々見える結果となった。 そんな至らない点を反省しつつも、自分はマケ論をやって確実に成長できたと実感している。 まだまだ人並み以下だけれども、執筆当初と比べると文章を書く能力であったり、プレゼンする能力であったり。 でも、それ以上にこのメンバーで論文プロジェクトをやり終えたという経験。こ の経験が今後糧となり私を形作っていくことだろう。

 最後に、いつも楽しい時間を過ごさせてくれたマケ論メンバー、困ったときに助けてくれたみんな、そして、熱心で丁寧な添削をしてくださった小野先生、本当にありがとうございました。

千葉貴宏
 共同研究――それは、新しい視点の導入である。 テーマを決めるために既存論文を掻き集め、読み漁る。 今後研究を進めるに値する題材を探し求める。 そして、今まで注目していなかったマーケティングの新視点を切り拓く。 マケ論発足当初のテーマは、既存論文が示唆する課題から急ぎ足で決めてしまっていた 「知覚品質」 というものであったが、夏合宿の小野先生の一言によって全く新たな方向へと変化し、最終的に「格付け」へと落ち着いた。 この出来事も今振り返ってみれば、マケ論チームが持つ新たな視点を取り入れようという姿勢の表れであったように思う。

 共同研究――それは、苦難と挫折の連続である。 新たな発想を吟味しては消していき、それを繰り返し、最後には何も残らない。 そしてまたゼロの状態から考え直す。 前述した夏合宿でのテーマ変更は、まさにマケ論チームの 「負け」論ぶりを物語っていた。 しかし、その予兆は実はもっと以前から見られていたかもしれない。 春合宿の近澤絵里菜の欠席、その後の石崎克典代表の 「俺自分から代表に立候補したんだっけ?」 発言、そして僕自身の精神的な弱さ・・・。 論文執筆の後半、辛いときはいつも 「OB・OG会誌」 の小野先生による 「巻頭言」 を読んで励まされていたものである。

 共同研究――それは、自己と仲間の成長の一助である。 議論を重ね、時には争い、そして弁証法的に成果を得る。 仲間の言いたいことを理解し、自分自身の言いたいことを伝え、嘘と沈黙の無い言葉の混沌を仲間とともに打開する。 また、文章を組み立てることによって自分自身の理解の弱さを痛感し、反省することで、また新たな文章を組み立てていく。 研究活動を開始した当初は全く議論が成立せず、互いの発信力と忍耐力の無さに焦燥感を抱いたものである。 しかし僕らは変わっていく。 ある人は言う、「人間は、成長しようと思えばどこにいても成長できるものだ」 と。 マケ論チームは、次第に 「負け」論チームではなくなっていった。

 共同研究――それは、後悔であり、愛である。 もっと楽しいメンバーがあったかもしれない。 もっと楽しいテーマがあったかもしれない。 もっと白熱した議論ができたかもしれない。 もっと示唆に富む文章が書けたかもしれない。 通り過ぎたことをいつまでも悔やみ、心の奥に残しておくことはできるであろう。 しかし、そのことに意味は無い。 間違いなく、マケ論はこのメンバーとテーマが最良であり、出来上がった論文は (現段階では)「最強」 と呼ぶに相応しいものだと自負している。 これ以上でもこれ以下でもない、僕たち自身を受け入れるための宝となる論文を執筆することができたことで、僕たちの間には、僕たちにしか理解することのできない 「愛」 が生まれた。

近澤絵里菜
 研究を終えた今だから、告白できることがある。 私は、研究活動が始まってからの約半年、実はいっぱいいっぱい泣いた。 実は何度も、逃げてしまえればラクなのにと思った。 もちろん、どこか遠くへ消えてしまう勇気なんて持っていなかったから、今こうして、すべてを終えた感想を書けているのだけれど。

 泣いてばっかりであった私を支えてくれたもの。 それは、小野ゼミ5期の全員です。 本当に心の底からそう思う。

 他の論文チームのみんなへ。 それぞれの時間に追われ、ランチを共にする暇も無かったけれど、みんなが頑張っていたから、みんなが輝いていたから、そんなみんなに負けたくなかったから。 私は、あなたたちがいてくれたおかげで、強がることができました。 ありがとう。

 マケ論のみんなへ。 しんちゃんがいてくれたから、いつも楽しかったです。 松川がいてくれたから、いつも優しくいられました。 はんちょーがいてくれたから、いつも話し合うことができました。 新井くんがいてくれたから、いつもバランスが良かったです。 かっつがいてくれたから、いつも笑っていられました。 ありがとう。 本当に大好きです。

 研究活動を通じて得たもの―― たくさんありすぎて、書ききれない。 だから、1つだけ選んで、ここに報告する ―― それは、「根性」。 ひとつのことに向かい合う根性。 どんなに無理だと思っても、諦めない根性。どんなに泣きそうに悔しくても、笑って頑張る根性。私は、間違いなく、前よりも強くなれたと思う。

 4月。 春の合宿に高熱のため参加できなかった私は、自らの意思でマケ論チームに入ることを選んだわけではない。 だから、どういう過程で私がこのチームのメンバーになったのか、私は今でも知らない。 私がマケ論チームになったことは、きっと、ただの偶然だ。 でもそれは、とてつもなく素晴らしい、とてつもなく幸運な偶然であったと、研究活動を振り返った今、思う。

 末筆ながら、私たちを見放すことなく最後の最後までご指導してくださった小野先生に、心から、深い感謝の意を表したい。 私たちの研究は、小野先生の熱いご指導無くしては、終えることが出来なかっただろう。 本当に、本当にありがとうございました。


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20071219

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