題字 「電通学生論文」
2001年度

経営資源としてのブランドと広告


・ 電論とは
・ 小野ゼミにとっての電論
・ 2001年度の研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 研究をおえて   
(2001年度電論幹事より)


2001年度電通研究論文(全文ダウンロード)
慶應義塾大学商学部 小野晃典研究会 第1期 有志 (2001)
 「経営資源としてのブランドと広告
 (PDFファイル・253KB)


2001年度の研究テーマ ―つづき―


『経営資源としてのブランドと広告』
 現在、情報化、知識化といわれる社会への転換が急速に進んでおり、企業にとってはそうした「見えない資源」の重要性がますます高まっています。 「ブランド」もまた、そうした「見えない経営資源」といえるでしょう。 企業活動における経営資源としての ブランドをどう捉え、広告はブランド価値の向上にどんな役割を果たしているのかが、今回の課題において重要になっています。
 我々の論文は、まず各研究者によって定義が様々である「ブランド」を定義することから始まりました。 それを踏まえて、我々独自の視点により、知覚マップを用いて「5つのブランド力」を識別しました。 そして最後に「5つのブランド力」を高めるコミュニケーション戦略を提案しました。
 まず「ブランド」の定義に関して、我々は「ブランドネーム・ロゴ・シンボル等のブランド識別要素によってブランド化された製品」と定義しました。 そして製品に対する期待満足を規定すると考えられる4つの価値、すなわち「機能的価値」、「情緒的価値」、「顕示的価値」、「普及的価値」をブランドが高めうることを、Fishbeinモデルによって説明しました。
 次に5つのブランド力である「情緒的価値付加型ブランド力」、「認知浸透型ブランド力」、「品質保証型ブランド力」、「先入観植付け型ブランド力」、「意味付与型ブランド力」を紹介し、知覚マップを用いて説明しました。
 最後に、「5つのブランド力」を高めるコミュニケーションを紹介しました。
 「情緒的価値付加型ブランド力」を高めるコミュニケーションとして「周辺的経路型コミュニケーション」、「認知浸透型ブランド力」を補うコミュニケーションとして「ブランド告知型コミュニケーション」、「品質保証型ブランド力」を補うコミュニケーションとして「属性水準告知型コミュニケーション」、「先入観植付け型ブランド力」を高めるコミュニケーションとして「知覚属性水準強化型コミュニケーション」と「不協和解消型コミュニケーション」、「意味付与型ブランド力」を高めるコミュニケーションとして「疑似体験型コミュニケーション」と「対話誘発型コミュニケーション」を、おのおの提案しました。
 以上大枠は非常にシンプルですが、5つのブランド力およびそれらのブランド力を高めるコミュニケーションの名前を見ても難解な語が多く、なんのことやら分からないと思います。 ですが、これらのネーミングひとつひとつがその中身を適切に表していることが、論文をご覧いただければご理解いただけると思います。 かなりの力作です。 ぜひご一読ください。


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第1期電論幹事: 
代表 鶴岡大樹
総務 野田泰弘 (文責者)
    白木俊介

200315

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