題字 「慶應商学部異分野インゼミ研究報告会」
2011年度

消費者のコミュニケーション・チャネル選択
――メディアリッチネスに基づいて――


・ 四分野インゼミ研究報告会とは
・ 小野ゼミにとっての位置付け
・ 2012年度の参加ゼミ
・ 2012年度の小野ゼミの研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 当日のスケジュール
・ 四分野インゼミ研究報告会当日の様子
・ 研究を終えて
・ 英論としてのインゼミ (欧州マーケティング・アカデミー2013に論文投稿)
・ 欧州マーケティング・アカデミー2013@イスタンブール!



2012年度マーケティングゼミ研究報告会研究論文(全文ダウンロード)

(PDFファイル 1608KB)

EMAC, KSMS & GAMMA Joint Symposium 2013出場論文

(PDFファイル 313KB)



四分野インゼミ研究報告会とは



 小野先生の研究室の両どなりは、経営学の岡本先生と会計学の園田先生。 慶應義塾大学商学部を代表する3つの研究分野(経営・会計・商業)の、商学部を代表する3人の若手の先生方が、一箇所に集まっていらっしゃるのです。 そこで企画されたのが、3分野のゼミが三田祭研究の中間発表をしあう、このインゼミ研究報告会でした。 第1回は、小野ゼミ第2期生が幹事ゼミとなって、岡本ゼミと園田ゼミのほかに佐藤ゼミ(経営学)も加わった4ゼミで、大成功を収めました。

 その後、高橋美樹ゼミ(産業組織論・中小企業論)を迎えて、4分野(経営・会計・商業・経済産業)に拡大し、今口ゼミ(経営学)も加わって、この企画は毎年、大々的に開催されるようになりました。 また、当初は、三田祭前に三田祭論文の中間発表を行う企画でしたが、三田祭後の完成版を発表する企画へと変更されて内容がパワーアップし、また、会場も三田から日吉へと移されて、入ゼミ試験を控えた多数の2年生をオーディエンスに迎えるようになりました。

 商学部の4本柱とも言われる経営・会計・商業・経済産業のゼミが分野横断的に集まって恒常的に開かれる「四分野インゼミ研究報告会」は、他のゼミからも評価されるようになり、2009年には 「慶應義塾大学商学部教育メディア賞」 を受賞しました。 第10回大会(2011年度)からは、小野ゼミの兄弟ゼミで新規開講ゼミの高田ゼミを新たにお迎えし、逆に、第11回大会(2012年度)からは、先生が御定年の今口ゼミが退会されて、心機一転、新たな10年のスタートを切りました



小野ゼミにとっての位置付け



 小野ゼミ生は、 ゼミの先輩が第1回報告会のホスト役を務めて成功を収めたことに対して、また、商業学(マーケティング論)分野を代表するゼミとして参加させていただけることに対して誇りを持ちつつ、下記の3つの目的のために、2002年度(第2期)以来、ゼミ休止期間を除いてずっと四異分野インゼミ研究報告会に参加しています。
3年次秋学期の共同研究プロジェクト(三田祭研究)の成果を他ゼミの先生・ゼミ生に評価いただけるよう、より高いモチベーションを持って、3年次春学期の学習成果の集大成たる論文を執筆する。
口頭研究発表の場として位置づけ、プレゼンテーション能力の向上を図る。
対外的な交流の場として位置づけ、ゼミの知名度やゼミ生の社会性の向上を図る。

 以前は、三田祭研究プロジェクトや関東十ゼミ討論会用研究プロジェクトの成果の口頭発表の機会として、「四分野インゼミ研究報告会」 での口頭発表は、いずれかの研究プロジェクト・チームによって兼務されてきましたが、昨年2007年(第5期)からは、独立した研究プロジェクト・チーム、通称 「インゼミ班」 が立ち上がり、他チームと同じく三田祭にてパネル発表を行うとともに、このチームがゼミを代表して 「商学部四分野インゼミ研究報告会」 にて口頭発表を行うことになりました。



2012年度の参加ゼミ



 園田智昭研究会
 小野晃典研究会
 岡本大輔研究会
 高橋美樹研究会 
(2012年度ホストゼミ)
 佐藤 和研究会
 高田英亮研究会

(2012年度報告順)


2012年度の小野ゼミの研究テーマ


消費者のコミュニケーション・チャネル選択
―メディアリッチネスに基づいて―

 消費者は、製品情報を取得する際、求める情報によって複数のコミュニケーション・チャネルを使い分けている。 しかし、なぜ、ある特定の製品情報の取得に特定のコミュニケーション・チャネルを使うのかについて説明した既存研究は存在しない。 本論は、経営組織論からメディアリッチネス理論を援用することにより、消費者が製品情報の多義性の程度によってコミュニケーション・チャネルを使い分ける様子を描写したモデルを提唱する。


活動経過報告


活動経過概要
05月 インゼミのはじまり
 さまざまな波乱を起こした役員決めが終わったのは春合宿から一週間が経った後だった。 いよいよ論文の存在を意識し始めた5月、多少の遅れはあったもののインゼミチームは誕生した。 代表小笠原を筆頭に、福室、中村、笹本、仙田、渡邊とバランスよく濃い連中が勢ぞろいした。 ハイテンションでいつも騒がしい特攻野郎Iチームの闘いが今、幕を開ける・・・!!

06月 フリーディスカッションとインゼミ
 インカレディベート勝利の余韻に浸りつつ、フリーディスカッション一番手という重責をひしひし感じ始めた6月半ば。 テーマ決めも迷走しつつ、インゼミ一同焦り感じ始めた。 そんな中、代表小笠原は先生からあるお言葉をいただく。 「メディアリッチネスっていうのがあるんだけどどうかな」 この天からの一言により、いよいよインゼミメンバーも本格的に動き始めるのであった。 本格的に動き始めるも、メディアリッチネスという概念に苦戦し、フリーディスカッションの準備も行き詰る。 その上、フリーディスカッション直前に代表小笠原がまさかの病気でダウン。 しかし、その窮地を残りのインゼミメンバーの力により見事脱し、フリーディスカッションを成功させたのであった。

07月 試験とインゼミ
 フリーディスカッションも無事終わり、いよいよ論文執筆に向けての方向性を決めようとするインゼミ一同。 だが、その行く手にはテスト期間という遥かなる壁が立ちふさがっていたのであった。 テスト期間中も既存文献を読もうと意気込むも、単位も気になるのでなかなかうまく進まない。 小笠原に至っては、テスト勉強すら身が入らなかった。 いよいよテスト勉強が終わり、既存文献を読み込もうと意気込むインゼミメンバー。 ここから論文執筆の暑い夏が始まろうとしていた。

08月 夏とインゼミ
 試験との激しい戦いに疲れ果てたインゼミ一同 (特に小笠原) は、休む暇もなく論文執筆の熱い夏休みを迎えることになった。 既存文献を読み漁るために毎日グル学にこもってはいたものの、メディアリッチネス理論とはいったい何なのかという疑問に足を引っ張られ論文の進み具合は芳しくなかった。 しかし、中間発表がある夏合宿は無情にも近づいてきている。 インゼミチーム絶体絶命のピンチ……誰か助けてくれー!

「またせたな……」

 そこには軽井沢の別荘を引っ提げた小笠原の姿が……!!! そういうわけで夏合宿の中間発表に向けて軽井沢の別荘で合宿を行った。 その合宿が功を奏したのか、夏合宿の中間発表は問題なく発表することができた。 中間発表で得られたフィードバックから、インゼミの方向性が完全に固まり、メディアリッチネス理論を消費者のコミュニケーションチャネル選択に援用することに決めたのであった! レッツ・メディアリッチネス!

インゼミ夏合宿特集ページにGO
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09月 スポッチャとインゼミ
 中間発表も終わり第2章の既存文献レビューをもりもり書いていくインゼミ一同。 しかし、どのように仮説を提唱すればいいのかわからず迷える子羊状態に…。 どうすれば仮説が立つんだ? 仮説っていったいどうすれば書けるんだ? その答えを見つけるために、インゼミ一同 (欠席:渡邊君) は徹夜でスポッチャに行くことを決意したのであった。 激しく襲い掛かるゲームやスポーツに苦戦しつつも見事遊びつくしたインゼミ一同 (欠席:渡邊君) はその数日後、仮説を誕生させたのであった!

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こうして深夜のスポッチャで遊び抜いたインゼミ一同は、
日の出とともに町の喧騒に消えていったのであった...


10月 修羅場とインゼミ
 快調なペースで論文を書き上げていくインゼミチーム。 他の論文チームと比べても、順調な進み具合であった。 しかし、その順調な進み具合っぷりによって1つの修羅場を迎えることになる……。
 10月5日に、3ゼミ合同三田論中間発表が行われる。 高田ゼミ、高橋ゼミと一緒に、三田論の進み具合を発表し合おうというイベントだ。 他の2ゼミとは違い、論文チームが3つある小野ゼミは、どの論文チームが中間発表を行うのかを決めなくてはいけなかった。 そこで、一番順調に進んでいるインゼミチームに白羽の矢が立ったのであった。
 この事態はもちろん予測済みで、発表用のパワーポイントも制作していたが、論文執筆と同時並行で制作していたためか、中間発表直前の本ゼミで厳しい指摘を受けることになってしまう。
 順調に進んでいたがための油断とでも言えようか。 そこからは徹夜でのパワーポイント制作作業に入った。 そして、小野先生からのゴーサインを受け取ったのはなんと本番開始30分前であった。
 発表練習をする暇もなく始まった中間発表だったが、どうにか問題を起こすことなく終えることができた。
 インゼミチームはじまって以来、初の修羅場を迎えたが、それによって得られたものも大きかった。 これからは油断することなく、より一層論文執筆に励むことを心に誓ったインゼミ一同であった。

11月 インゼミの最終決戦
 三田祭やらインゼミ報告会が近づいてきた11月、順調さに定評のあるインゼミは、やはり順調に論文合格を頂いていた。 インゼミ報告会に向けた模擬プレゼンも問題なしとのコメントを頂き、行く手を阻むものはなにもなかった。 順調ゆえに、三田祭の準備に駆り出されることもあったが、10月の修羅場を経験しているインゼミ一同はこれを予想していたので特に問題もなくこなすことが出来た。 11月は、本当に、ほんとーーーーーーーーに順調な月だった。

 英語論文を書き始めるまでは……。
 笹本の 「トルコ行きたい!ケバブ!」 という戯言に触発されたように動き始めた中村。 面倒くさそうに、しかし論文を書き始める仙田。 それに追随する福室と渡邊。 代表である小笠原は、自分を置いて英論執筆プロジェクトとして動き始めたインゼミチームに唖然としながらも応援することにしたのであった (英語まじむりなんだよほんと)。
 四分野インゼミ報告会が終わっても、インゼミチームの戦いは続く……!!
インゼミチーム先生の次回作にご期待ください……ッッ!!

発表会当日のスケジュール



報告会日時: 2012年12月1日
報告会会場: 日吉キャンパス J11教室
懇親会会場: グリーンズマルシ
ェ (報告会参加ゼミの先生方とゼミ生のみとなりますm(_._)m

タイムテーブル:
印刷可能なタイムテーブル→
12:30  幹事・発表者 集合
12:45  全体 集合

小野ゼミ以外の論文には、パスワードがかかっています。
小野ゼミ生以外の方は、各ゼミの論文は各ゼミにご請求ください
13:00  報告会開会の辞 (岡本先生)

13:05  園田智昭研究会 研究報告
       
指定討論者: 佐藤先生・高田ゼミ生・高橋ゼミ生

13:50  岡本大輔研究会 研究報告
       
指定討論者: 園田先生・小野ゼミ生・高田ゼミ生

14:35  佐藤 和研究会 研究報告
       
指定討論者: 小野先生・高橋ゼミ生・岡本ゼミ生

15:10  休憩 (15分)

15:30  高橋美樹研究会 研究報告
       
指定討論者: 岡本先生・高田ゼミ生・小野ゼミ

16:15  小野晃典研究会 研究報告
       
指定討論者: 高田先生・岡本ゼミ生・園田ゼミ生

17:10  高田英亮研究会 研究報告
       
指定討論者: 高橋先生・園田ゼミ生・佐藤ゼミ生

17:35  報告会閉会の辞 (小野先生)

17:40  終了 〜懇親会場へ移動

18:00  懇親会開会の辞

18:10  歓談

20:00  懇親会閉会の辞 (高田先生)



発表会当日の様子


 12月1日、J11教室にて四分野インゼミ報告会が行われた。 商学部内で異なる研究を行っている6ゼミが集まり、さらに絶賛入ゼミ活動中の二年生が、ゼミ選びのために足を運んでいたこともあってか、会場は多くの人で溢れていた。 人で溢れた会場に入ったとき、真っ先に思ったことは、「小野ゼミの発表でこの会場にいるオーディエンス全員の度胆抜かしてやるぜ」 だった。 長い期間をかけて論文を書き上げたインゼミチームだったが、それだけでなくプレゼン発表も抜かりなく練習してきていた。 緊張するよりも先に、はやく発表したいというわくわく感しか感じなかったのも自信の表れというわけである。 小野ゼミは5番目の16時からで、オーディエンスにも若干疲れが見えていた。 このお疲れムードを吹っ飛ばしてやるかと意気込んだところでいよいよ本番。 笹本の元気な 「みなさん、こんにちは」 から発表ははじまった。 発表自体は何の問題もなく進んだ。 手元の資料を見ず、オーディエンスに向けて発表し、時には笑いが起きた発表は小野ゼミだけだったのではないだろうか。 質疑応答でも、多くの人から鋭い質問や、勉強になるコメントを頂けて充実した報告会になった。 こんなに充実した報告会にできたのも、小野ゼミで今まで頑張ってきたからだと思うと、本当に小野ゼミに入ってよかったと思う1日であった。 (小笠原)

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発表前のインゼミチーム
いざ発表!
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みなさんこんにちは!by笹本
ご安心ください!by福室
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ありえませんよね。by渡邊
最後にもう一つだけ確認しなければ
ならないことがあります!by中村
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仮説1aと仮説2aを検定するために、
フィッシャーの正確確率検定を用いました。by仙田
まるっと!by小笠原
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質問に受け答え中
発表を終えてさっそく先生方の所へ
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みんなおつかれー
さぁ懇親会だ!
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先生方とも親交を深めました
みんなで記念撮影
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インゼミの皆さん、お疲れさまでした。
そして足を運んでくださった2年生の皆さん、ありがとうございました。

ノーマルサイズの写真はこちらからダウンロードできます。

研究を
終えて

福室成彦
 終わりは呆気ないものだなぁと言うのが正直な感想だった。 インゼミ報告会本番の発表は、本ゼミで発表した時とあまり変わりなくいつも通りの発表ができた。 いつも通りすぎて、本番を終えた実感すらわかなかった。 風呂に浸かりながら今までのことを振り返って、ようやく終わったことを実感したくらいだった。 多分、今までのインゼミチームとの生活が濃すぎたせいというのが大きい気がする。
 振り返ってみると、情けない代表だったなぁと思う。 論文のテーマが決まるまでは、代表としてみんなを引っ張っていこうとしたが、俺の能力不足ゆえ色々噛み合わず、正直インゼミチームの雰囲気はよろしくなかったような記憶がある。 代表のダメダメさに気づいたインゼミメンバーが動き出してくれてから、雰囲気も良くなったし、サクサク作業が進むようになった。 代表が引っ張って行ったり、頑張ったりする他のチームと違って、インゼミは頼りない代表を支えるためにメンバーがかなり頑張ってくれたチームだった。 最初のうちは、代表としての自信なんて何もなかったけど、今ではこんなチームの形もありかなとちょっぴり自信がついた。 みんな本当にありがとうございました。
 いい機会だし、インゼミメンバー宛てにメッセージを記す。
 まずは、渡邊くん。 結局徹夜しなかった渡邊くん。 結構徹夜好き(笑)なインゼミチームに居て、一度も徹夜しなかった渡邊くんの鋼の精神力。 俺は割りとまじで尊敬している(笑) 朝早くからグル学取ってくれたり、既存文献読んできてって言ったらちゃんと読んできてくれたりする真面目さはインゼミには貴重な存在でした! ありがとう!
 次に、むろりん。 インゼミ夏合宿に来てくれたころからのむろりんの覚醒具合は本当に面白かった。 何気ない一言も、俺のツボに入って楽しかったよ。 論文だと特に分析のところでとても頼りにさせてもらいました。 ゆらぎの達人! むろりん最高! まじおぽちゅにてぃ!
 そんでもって仙田。 仙田は小野ゼミの中でも友達って感じが強い。 色々話せるしアホだしノリいいしいいやつだなーと思うこと多いわ。 個別説明会の時、ネタで小笠原くんとは一生の友だちうんぬんって言ってたときは地味に嬉しかったわ(笑) 分析に英語にとインゼミには欠かせない存在で、英論執筆時のエースでもあったね。 本当にインゼミチームきてくれてありがとう!
 そして、笹本。 うるっさい!笹本うるっさい! お腹すいたからって不機嫌にならないで笹本さん! インゼミでいつも騒いでいたのは笹本さんだったね。 次に仙田だね。 そして俺だね。 良く言えばインゼミのムードメーカーとしてインゼミを明るくしてくれていました。 パワポとか論文執筆とかの時も頼りになった! ほんと笹本がいなかったらインゼミはどうなっていたことか……ほんと感謝だよ。
 最後に、セナくん。 真のインゼミ代表やらなにやらうるせえ! でも正直代表らしいことは俺よりセナくんのほうがよっぽどしていた気がするわ(笑) セナくんにはあらゆる方面でお世話になった。 セナくんがインゼミにいなかったら割りとまじでインゼミ崩壊していたかもしれん。 ほんとありがとう! セナ君には特に感謝の念が尽きないよ。
 そしてそして、幻の7人目のインゼミメンバーである竹内さん。 竹内さんには、論文執筆作業を物凄い手伝ってもらって、本当にお世話になりました。 徹夜でインゼミの作業を手伝ってくれたときは本当に感動しました! そして竹内さんを残して続々と退場していったインゼミメンバーをお許しください(笑)
 俺は、この5人(+竹内さん) と論文をかけて、本当に本当に楽しかった。 小野ゼミに入って、半年も立たない内に論文を書けって言われて、苦労したこともいっぱいあったけど、楽しく論文を書けたのはこのメンバーだったからだと思う。 このチームで論文を書けたことを誇りに思うし、何十年後もきっと覚えてると思う。 それくらいいい経験をすることができた。
 そして、最後に小野先生に感謝の意を述べたいと思う。 自分が誇りに思えるほどの論文を書けたのは、いつも熱心に指導して下さった小野先生がいたからこそだと思っています。 論文が返却されるたびにびっしりと書かれたコメントに、いつも感動し、感謝の念でいっぱいでした。 今、ここで、この文章を書けているのは小野先生のおかげです。 本当に、ありがとうございました。
 色々な人に支えられて、インゼミ代表を勤めあげることができました。 皆さん本当にありがとうございました! この感謝の言葉を持って、研究後記を終わらせて頂きます。
 最後にインゼミメンバーへ。 俺のチームで楽しかっただろ!

福室成彦
 12月1日早朝――慶應義塾大学の日吉キャンパスにインゼミチームが集結した。 今日この場所で、四分野インゼミ報告会が開催される。 苦節半年、ついにその成果が実を結ぶ時がきたのだ。 しかしその日各々の顔に、緊張の様子は見られなかった。 今まで幾度となく発表の練習を積んできた。 質疑応答の練習もした。 そんな私たちには、不安というよりも発表を楽しみたいという気持ちの方が強かった。 報告会が始まるまでは空き教室で時間ぎりぎりまでリハーサルを行っていた。 それは最後の最後まで発表の完成度を少しでも高めたいと思う気持ちの表れだった。
 今振り返れば、インゼミチームの論文完成までの道のりは決して平たんなものではなかった。 まずメディアリッチネス理論という難解なテーマを扱った論文は日本語ではほとんど存在せず、そのためオンラインで探してきた英語論文を読んでは訳し、読んでは訳しということを繰り返し行った。 慣れない英語論文の読解には苦労したが、その甲斐もあってか、秋に受けたTOEICテストではスコアが100以上伸び、どうやら苦労した分だけ報いもあるのだなと実感した。 もちろん既存研究レビュー以外にも我々インゼミチームの前には様々な難関が待ち構えていた。 まず提唱する仮説が長くなるに伴って、分析も膨大になり、結果として論文のページ数も不可避的に増えていった。 特に分析結果については一つミスや変更があるたびに、以下すべての仮説の分析結果の文章も直すことになり、そのような地道ながら骨の折れる作業に何時間、あるいは何十時間と費やした。 また、われわれが執筆した論文を他人伝える、つまりプレゼンするということも、多大な労力を必要と仕事だった。 なぜならメディアリッチネス理論という、上記でも述べたとおり分かりにくく複雑な理論および、それを援用して提唱した我々の仮説について、一度聞いただけで理解してもらうようにしなければならなかったからである。 プレゼンで使用したパワーポイント資料の構成は、ほとんど毎日手直しが加えられ、変わっていった。 それもすべて、いかにわかりやすく、そしていかに短時間で相手に伝えるかを考えてのことであった。 短時間でと書いたが、四分野インゼミ報告会での持ち時間は1チーム15分、40ページを超える我々の論文を15分で説明するには、相当の工夫が必要だった。
 今までに挙げた数々の困難を切り抜け、時には同じチームの仲間の家に泊まり込んで、インゼミチームは論文を書き上げた。 論文が書き終わった時には感無量であった。 それもそのはず、我々はこれだけのためにバイトもせず、遊びも最小限に抑え、つまりあらゆることを犠牲にして、半年間苦心惨憺してきたのである。 そして今日、その集大成として四分野インゼミ報告会での発表が行われる。 会場となった日吉の教室には、他ゼミの学生のほかに2年生も集まっていた。 4つのゼミが発表を終えた後、ついに我々の順番が回ってきた。 インゼミチームが壇上に上がった時、もはや我々に不安はなかった。 仲間に対する信頼も十分に築かれていた。 あとは、いかに悔いのないようにこの場を 「楽しむ」 かどうかだった。 そして私たちは発表を始めた、いつもと同じように――。
 最後まで一緒に頑張ったインゼミメンバー、また共に励まし合った10期生、色々なアドバイスをくれた9期生、および院生の方々、そしていつも熱心に指導して下さった小野先生、本当にありがとうございました!

福室成彦
 四分野インゼミ研究報告会を終えて、ちょうど1週間が経った今日 (代表に指定された〆切を3日過ぎた今日)、あらためてこの長く、そして楽しかった5ヶ月間を振り返ってみたいと思う。
 7月。 不均衡なパワーバランスで構成された3つの10期論文チームの中で、最もパワーの集まったチームとして結成されたインゼミチームの将来は非常に有望そうに見えた。 しかし、論文テーマ決めで1番苦しんだのはインゼミチームであっただろう。 先生から教えていただいたテーマであり、最終的にインゼミのテーマとなる 「メディアリッチネス理論」 は経営組織論の理論であったため内容が分からず、内容が分かったところでどう消費者行動論の論文として執筆すればよいのか分からず、そしてなにより、あの、「9期マ○論」 と同じ様な展開で進んでいっていることに危機感を覚えた。 なんとか、フリーディスカッションを終えたインゼミではあったが、メンバーの中では焦りとマイコプラズマが広がっていった。
 8月・9月。 夏休みが始まり、インゼミチームは本気を出した。 他の論文チームとは異なり、誰もバイトをせず、半分以上のメンバーがインターンなどの就活も見てみないふりをし、毎日1人1本英語論文を読み、連日グル学に集結した。 (決して、みんな暇だったわけではない。) このように書くと、凄くまじめに活動していたように聞こえるが、大半の時間は意味のない会話のやり取りに費やした。 今思うとあまり効率的な進め方ではなかったが、その中でチームの仲はどんどん深まっていった。 夏合宿中間発表に向けた勉強合宿として開催したインゼミ軽井沢合宿で、テレビゲーム、サッカー、卓球、ボーリング、牛角食べ放題と・・・遊びつくしたり、ある日には、グル学から直接スポッチャに向かい、朝まで遊びつくしたりとたくさんの思い出を作った。 チームの雰囲気が良くなるに従って論文執筆も順調に進むようになり、夏休みの終わりには、先生から歴代小野ゼミの中でも特に順調と言っていただいた10期論文チーム、その中でもインゼミチームは断トツで先頭を走るという大逆転をみせていた。 夏休みもゼミ活動に時間をとられる小野ゼミであるが、インゼミと過ごす夏休みは来年もう1度過ごしてもいいと思うくらい楽しいものだった。
 10月・11月。論文執筆とPowerPointの作成のどちらにおいても順調な進展を見せる中、それであるがゆえにインゼミチームにはいくつかの困難が訪れた。 3ゼミ合同中間発表、入ゼミ個別説明会、三田祭ブース作成と数々のお仕事が順調であるという理由でインゼミに降ってきた。 インゼミの中では、他の10期に対する不満も多少くすぶっていたが、それでも黙々と作業してくれたインゼミチームがいなければ小野ゼミ10期は成り立っていなかっただろう。 きっと他の論文チームも感謝の言葉を論文後記の中で述べているはずだ。 そんなマルチタスクをこなしながらも、先生から 「君たちは相談に来るたびに僕を驚かせてくれる」 や3週間前の模擬プレゼンで 「完成度が高い。 指摘するところがない。」 と言っていただいたり、四分野インゼミ研究報告会の前に英訳を終えたりと、数々の輝かしい実績は発表前のインゼミチームに大きな自信を与えてくれた。
 12月1日。 この日を目標に5ヶ月間の大半を費やしてきたインゼミチームであったが、特に緊張はなかった。 きっと、発表に関しても内容に関しても十分な自信を持っていたからだと思う。 実際の発表も、小野ゼミの伝統を受け継いだ他ゼミを圧倒する堂々とした発表ができたと思う。 発表の最中に、これで終わってしまうのかと少し寂しさをおぼえるくらい、余裕を持ってプレゼンを行うことができた。 質疑応答の最後のほうで若干のアクシデントはあったものの、今となってはそれもいい思い出である。 (本当に。)
 活動紹介のような後記になってしまったが、こうして振り返ってみるとやっぱり楽しかったという言葉がいちばん最初に出てくる。 もちろん論文執筆が順調だったこともあるが、1番はメンバーのおかげだと思う。 このメンバーで小野ゼミ最大の活動である三田論執筆を行うことができて本当に良かったと思う。 このインゼミチームで執筆した論文活動がこんなにも楽しかったことが、ひょっとしたら私の今後の人生の分岐点となるかもしれない。 もし、その道を順調に進めたときには、小笠原が牛角をおごってくれたように、みんなに叙々苑でもおごりたいと思う (小笠原にとっての牛角=中村にとっての叙々苑)。 そんな先の話はまだどうなるか分からないが、取りあえず、卒業までにスキー合宿と第2回軽井沢合宿の開催はここに宣言したいと思う。
 最後になるが、あまり脱落せずに共に励まし合い頑張ってきた10期メンバー、中間発表の際に貴重なアドバイスを頂いた9期生と大学院生の皆様、去年代表だったという理由で一緒に徹夜までしてくれた竹内さん、そして1言1句まで丁寧に指導していただいた小野先生への感謝を述べて、この後記、そして10期インゼミの活動に一区切りをつけたいと思う。 本当に皆さんありがとうございました。

福室成彦
 ただ、とにかくなんだか楽しかった。 12月1日が終わった、今。 楽しい半年だったなあという気持ちがぼんやりと残る。 ただただ、毎日が面白くて楽しかった気がする。 一体、なにがこんなに楽しかったのだろう。
 夏に行ったインゼミ軽井沢合宿が楽しかったのだろうか。 うん、もちろん楽しかった。 毎日まいにち、それこそ、曜日も関係なくグル学にいたのが楽しかったのだろうか。 うーん、それも楽しかった気がする (べっ、別にインゼミが全員暇人ってわけじゃないんだからね!)。 ある日の22時、中村邸にインゼミ一同 (欠席:渡邊君) が集ったものの、パワポ作成オールをせずに、10時間睡眠を果たしたのが楽しかったのだろうか。 …これも楽しかったな。 ああ、思い返してみると、どれもこれも楽しかった。 毎日、代表小笠原のお腹の調子の報告を聞いていたのもなんだかいい思い出な気がしてきたぞ (無駄な情報この上なかったけど)。
 こういう 「楽しかった」 もたくさんあったが、ちょっと違う 「楽しかった」 もたくさんあったように思う。 論文テーマを決めるのが楽しかった。 仮説を立てているとき楽しかった。 考えを文章にするのが楽しかった。 どうパワポを作れば、2年生に伝わるか試行錯誤するのが楽しかった。 実際にテーマを決めたり、仮説を立てたりしているときは、進む先がもやもやしていてとても私自身ももやもやした。 議論が白熱しすぎていつのまにか大迷走したり、大迷走の末、もはややる気がなくなったりもした。 でも、誰かのアイデアで一筋の光が見えたときのわくわく感は、とてつもないものだった。 今までの与えられたことを覚えて、それをただアウトプットするような勉強では得られなかったような、「今まで誰も考えたことのないことを考えてる感」は、とってもわくわくするものだった。 今までの勉強は、きっとこのわくわくを味わうためにあったんだと思う。 将来、子供ができて、「勉強ってなんの役に立つのー?」 とか 「なんで勉強するのー?」 とか聞かれたら、胸を張ってこの経験を伝えたい。 たぶん、伝えたいことは、伝わらないような気がするけど (小学生の自分が聞いてもピンとこないと思う)。
 「お腹すいた」 「ねむい」 が一日の大半を占める私でも、こんなわくわくして、楽しい経験ができたのは、インゼミメンバーのおかげだと思う。 みんな本当にありがとう。 小笠原、むろりん、中村、仙田、渡邊君と同じ論文チームでよかった。 そして、こんな経験ができたのには、小野ゼミという環境が不可欠なものであったと言えるだろう。 大学院生と9期生のみなさん、貴重なアドバイスやフィードバックをしていただきありがとうございました。 論文執筆の際、大学院生の菊盛さん、9期生の竹内さん、山口さん、猿渡さん、小松さん、細かい点までご指導いただきありがとうございました。 そして、小野先生、本当にありがとうございました。 先生のご指導がなければ、きっとこのような経験はできませんでした。 私、小野ゼミに入って良かったです。

福室成彦
 早いものでインゼミの活動が(一旦)終了してから2週間が経過した (ちなみに本日は選挙の投票日)。 この2週間、活動後記を執筆せずに僕がしていたことは、なんと「就職活動」である。 様々な企業の説明会に出かけ、人事部のプレゼンテーションを聞き、そして時にはグループディスカッションに参加する。 このプロセスに果たして意味があるのかは甚だ疑問であるが、就職活動をしていていつも思うことは、小野ゼミ (インゼミ) の活動の方がはるかに有意義だということであり、なにかと小野ゼミと企業や小野ゼミ生と他の学生を比べてしまう。 例えば、人事部の方が行うプレゼンテーション。 「この人よりも小笠原や笹本の方が話すのうまいな」 とか 「このスライドよりもインゼミのスライドの方がクオリティ高いだろ」 と思いながら、聞いている自分がいる。 また、グループディスカッションの時には、「いやー、セナ君の方が論理的だったわ」 とか 「むろりんとか渡邊君の方が鋭いことを言うな」 と思うことが多々ある。 そして何よりも、就職活動をしていると「インゼミってすごく良いチームだったな」 と強く思うとともに、「本当に楽しかったな」 と実感する。 あぁ、もう一度インゼミチームで何かしたい・・・
 と、今は思っているわけであるが、インゼミ結成当初からこのような思いを抱いていたはずはなく、むしろ三田祭前までは 「いやだな」 という気持ちの方が強かったのが実のところだ。
 
 僕がインゼミを選んだのは、代表が小笠原だったから。 小笠原面白いし、なんか楽しそうな論文チームになりそうと思ったからインゼミに入った。 ただ、それだけの理由。 実際に活動してみると、グループワークの話し合いはなかなか活発だし、みんな超個性的でおもしろい。 ただ、テーマが…テーマがメディアリッチネスって…難しすぎた。 メディアリッチネス理論について日本語で書かれている論文はほとんどないうえに、メディアリッチネスを消費者行動論に援用した論文は英語でもほぼ皆無。概念を理解するのに、1ヶ月以上かかり、それをもとに仮説化するまで苦節2ヶ月以上を要した。 その過程では、ほぼ毎日ロー棟に11時までこもり、時には中村邸で徹夜をし、帰ることも許されず、課題が課され、土日もないというような社畜もびっくりの生活をすごすことを余儀なくされ、ストレスがかなり溜まる日々を送った。 仮説が立ってからも、質問票を作ったり、論文を執筆したり、分析をしたり、パワポを作ったりと休まる日はなかった。 しかし、そんな苦労が実を結び、11月の中旬にはある程度形にもなり、三田祭前に無事完成させることができた。 先生OKをもらった時は、それほど達成感を感じることができなかったが、時間がたって振り返ると、じわじわと達成感がにじみ出てくる。 そんな感じがあり、その延長線上にあるのが今の気持ちだ。

 僕には全く文才がないので、ここまでの文章が読者諸氏に伝わっているかはわからないが、ここからは、シンプルな言葉でインゼミのみんなに一言を送りたい。
 小笠原君 リーダーっぽくはなかったけど、小笠原のおかげでいい論文が書けたと思います。
 福室君 むろりんの作業効率の良さはすごいと思います。 僕の執筆したところのゆらぎチェックとか図の修正とか本当にありがとう。
 笹本さん 女の子らしくなくてよかったです。 あと、話をまとめるのがうまいので尊敬してます。
 中村君 インゼミの論文の4割は世名君のおかけで完成したと思ってます。 真のリーダーとしての役割お疲れ様でした。
 渡邊君 お菓子とか、カステラとか美味しかったです。 あと、自信を持てばいいと思います。

 最後に、インゼミの皆さん。 活動後記には書ききれないくらいの思い出を一緒に作れて本当に良かったです。 夏の軽井沢合宿は本当に楽しかったし、中村邸での2徹もいい思い出だし、スポッチャとか、三田製とか、焼き肉とか、カラオケとか本当に楽しいことばかりでした。 英論が審査を通過すればまた一緒にトルコに行くことができるので、通るように毎日祈ってます。
 おおっと、もうこんな時間…明日も企業の説明会があるのでもう寝ます。 明日の説明会でもまたインゼミのことを思い出すんだろうな…

福室成彦
 あの舞台に立ったときのことをまだ鮮明に覚えている。 大勢の参加者の前で発表するのは、初めての体験であった。 手には汗をかき、落ち着きがなかった私であったが、前日まで皆と一緒に練習したから大丈夫と自分に言い聞かせながら、自分の順番になるのを待っていた。 第一声の笹本さんから始まって、会場を引きつけた。 そして、福室君。 練習のときでもそうであったが、「お任せ下さい」 のあの部分はどうしても笑わずにはいられなかった。 本番では、会場から拍手をいただいていた。 そして私の番になった。 いつもどおりにと思いながらも、少し早かったように思ったが、自分の役目を無事に終えることができた。 そして、中村君にバトンタッチをした。 中村君は会場にいるすべての人に向けて熱意のこもったプレゼンを行っていた。 それを引き継いだ仙田君も分析結果を分かりやすく伝えていた。 そして、インゼミ代表の小笠原君が最後に締めてくれた。 その後の先生方やゼミ生からの質問・指摘をいただいき、大変勉強になった。 発表終了後のあの拍手は忘れられない。 この半年間という長い間向き合ってきた論文を終えたという気持ちとさびしい気持ちの半々であったが、この会場で発表できたということに感謝したいと思う。
 発表を終え、懇親会で大学1年のときにとったセミナーで知り合った先輩に出会った。 その先輩は私の発表を聞いて、「さすが小野ゼミ。 発表よかったよ」 とおっしゃっていた。 そして、私に対しても 「君成長したね」 とほめて下さった。 この言葉を聞いて私自身大変うれしかった。 自分では気づいていなかったのかもしれないが、自分が一歩一歩成長しているんだと実感することができた瞬間であった。 このように自分を成長させて下さったのも、小野先生を始め、大学院生、9期生、そして10期生に支えられてのことだと思っている。 何より、この私と半年間共に過ごしたインゼミのメンバーには頭があがらない気持ちでいっぱいである。 この場をお借りし深く感謝したいと思う。 本当にありがとう。
 半年前にテーマが決まった際、正直論文を書き終えることができるのか不安であった。 しかし、インゼミメンバーとともに、グル学にこもり既存文献をあさり、議論を交わし、毎日遅くまでやったことを今では良い経験になったと思う。時には全然進まず、1日を終えたときもあったり、時にはひらめいたかのように進む時もあったりした。メディアリッチネスの道は、饅頭のように甘くはなかったが、インゼミメンバーで食べた饅頭は大変おいしかった。 あっという間に過ぎ去ってしまったけれど、その一日一日は大変充実したものであったと、今振り返って思う。 どんな道においても、ゴールへたどりつくまでにはいろいろな経験をするものだ。 あの自動車王ヘンリー・フォード氏は5度倒産し、のちに米国大統領となるリンカーンは選挙に8度も落選する苦渋を体験している。 そこまでではないが、今回「論文」という形で行ってきたが、この経験は今後の一生の糧となるのは間違いない。 まだ、この先の道は分からないが、これまで培ってきたものを無駄にせず、一歩一歩着実に自分のあるべき姿に向かって突き進んでいきたいと思う。
 そして何より、この論文を書き終えるまでに、夜遅くまで帰りを待っていてくれた家族に感謝したい。 この家族の支えなくして、今の自分はないといっても過言ではないだろう。 夜遅くに家に返ってきた自分に、温かい料理を作ってくれた両親には頭があがらない。 (その料理を食べたとき、少ししょっぱく感じたのは気のせいだろうか。) インゼミが終わった今、もう一度自分を見つめなおし、次の一歩を踏み出し、「自分」 という人生の山を登っていきたいと思う。 この先にある、乗り越えていかなければならない壁に立ち向かうために、ここで学んだ経験を存分に生かし進んでいきたい。
 最後に、インゼミメンバーの小笠原君、福室君、中村君、笹本さん、仙田君にこの言葉を贈りたい。
 “
We can do anything we want to do, if we stick to it long enough.


英論としてのインゼミ

―欧州マーケティング・アカデミーへの投稿―



 小野ゼミ生有志は、2009年度から、三田祭論文を英語で執筆するというプロジェクトに取り組み、過去3年にわたって海外にて大きな成果を挙げてきました (詳しくは、「英語論文プロジェクト」 のページのバックナンバーをご覧ください)。 4年目の今年、英語論文執筆プロジェクトは、三田祭論文執筆プロジェクト・チーム、全3チームのうち、別の1チームによって行われることになっていましたが、私たち「インゼミ」チームも、日本語で三田祭論文を執筆した後に和文英訳を行って、当初の予定にはなかった「英語論文プロジェクト」を立ち上げることにしました。

 そして、三田祭および、慶應義塾大学商学部四分野インゼミ研究報告会の興奮も冷めやらぬ2012年12月4日、欧州マーケティング・アカデミー2013年度年次大会(EMAC 2013)@イスタンブールに、三田祭論文の英訳版を投稿いたしました。 2013年3月8日の合否発表を経て、学会発表権を獲得できたら、2013年6月4日-7日に行われる同学会にて、ヨーロッパのマーケティング学者たちに交じって口頭発表を行うことができます。 合否結果発表まで、しばらくお待ちください。

EMAC2013@イスタンブール行、決定!


EMAC2013@Istanbul!



ここから先は、英語論文執筆プロジェクト (略して 「英論」) のページでご紹介
します!



第10期 インゼミ・プロジェクト・メンバー:
小笠原裕公 (代表)
福室成彦
中村世名
笹本理乃
仙田晃史
渡邊高平

201832

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