題字 「関東十ゼミ討論会」
2010年度

サービス・リカバリー満足の規定要因
―リレーションシップに着目して―



・ 関東十ゼミ討論会とは
・ 小野ゼミにとっての十ゼミとは
・ 2010年度の参加ゼミ
・ 2010年度の小野ゼミの研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 当日のスケジュール
・ 発表会当日の模様
・ 研究を終えて


2010年度インゼミ研究報告会研究論文(全文ダウンロード)

(PDFファイル 1,188KB)



関東十ゼミ討論会とは



 関東十ゼミ討論会は、毎年度1回、関東の主要大学のマーケティング・ゼミの学生が集まって行う研究論文の討論会です。 「冠テーマ」と呼ばれるメインテーマが定められ、その下に学科領域別ないし業界別の分けられたセッションが定められます。 各ゼミは1つないし幾つかのプロジェクト・チームを各セッションに参加させ、研究論文を執筆・交換すると共に、討論会当日にプレゼンテーションを行います。 2009年度から、プレゼンには、日本マーケティング協会のマーケティング・セミナー受講生の社会人の方々と、参加大学の大学院生の方々の採点が行われ、トーナメント方式で3回の審査を勝ち抜いたプレゼンが表彰されるという方式になりました。 なお、討論会の名前の由来はゼミの数ですが、参入退出が自由なため、参加ゼミは年度によって異なります。



小野ゼミにとっての十ゼミとは



 小野ゼミでは、下記の3つの目的のために、2001年度(第1期)以来、ゼミ休止期間を除いてずっと、関東十ゼミ討論会に参加しています。 また、立候補によりホストゼミを務めたこともあります。
3年次秋学期の共同研究プロジェクトの1つとして位置づけ、3年次春学期の学習成果の集大成たる論文を執筆する。
口頭研究発表の場として位置づけ、プレゼンテーション能力の向上を図る。
対外的な交流の場として位置づけ、ゼミの知名度やゼミ生の社会性の向上を図る。



2010年度の参加ゼミ



学習院大学

駒澤大学
中央大学
高崎経済大学
多摩大学
法政大学
明治学院大学
専修大学
立教大学

早稲田大学

慶應義塾大学


上田隆穂
ゼミ
 (2010年度ホストゼミ。ホストとしてのサイトはこちら
杉田善弘ゼミ
菅野佐織ゼミ
久保知一ゼミ
佐々木 茂ゼミ 
豊田裕貴
ゼミ
竹内淑恵ゼミ
肥田日出生ゼミ 
奥瀬喜之ゼミ
有馬賢治ゼミ 
高岡美佳ゼミ
守口 剛ゼミ
久保克行ゼミ

里村卓也
ゼミ
清水 聰
ゼミ                (以上、順不同 敬称略)
小野晃典ゼミ



2010年度の小野ゼミの研究テーマ



サービス・リカバリー満足の規定要因
―リレーションシップに着目して―


 無形財であるサービスは、無形性、消滅性、不可分性、変動性といった性質を有している。 どんな財であってもなんらかの欠陥が発生してしまうが、上記のような特徴を有しているサービスにおいては、欠陥が生じた際にその欠陥を排除できない。 したがって、消費者に不満を抱かせる可能性が高いのである。 そのような可能性の高いサービスにおいて、その不満に対処する(=リカバリーする)ための最適な方法を考えることは非常に重要である。 昨今ではその「サービス・リカバリー」に関する研究が数多く行われているが、いまだに不明な点が多い。 そこで我々は、このサービス・リカバリーに着目し、研究を行う。



活動経過報告



活動経過概要
04月 十ゼミ論文チーム結成
 春合宿にて、2010年度の十ゼミ論文チームが結成された。「他の論文チームと比べて、気楽にやれそうな安定感のあるチームだな、という印象を受けた」と論文代表の黒沢は語っていたが、その期待が裏切られるのはもう少し先の話である。
06月 テーマ選定の苦悩
 「どのあたりが安定感のあるチームなんだ?!」メンバーは皆そう思っていたに違いない。というのも、この時期は論文のテーマを選定しなければならなかったのだが、十ゼミ論文チームは一向にテーマが決まらなかったからだ。このころは先生に電話する度に、脂汗が本当に止まらなくて携帯電話が壊れてしまうのではないかと本気で心配したほどである。(このころはゼミのみなさんに迷惑ばかりかけてしまって本当に申し訳ありませんでした・・・)
07月 石田、進級の危機
 論文のテーマ選定に追われて、すっかり忘れかけていた。 僕らはマーケティングの研究者であると同時に、大学生であり、進級のためにテストを受け、単位なるものを取得する必要があったのである。 論文代表の黒沢は 「十ゼミメンバーは皆まじめそうだから余裕で単位は取れるだろうと思っていた」 と語っている。 実際、十ゼミ論文チームのメンバーは、申告した単位のほとんどを取得した。 しかし、石田陽一朗は違った。彼は他のゼミ生とは全く異なり、所謂エグい授業ばかりを申請していたせいで、なんと1ケタしか単位を取得できなかったのである。 頑張れ、石田! まだ可能性は残っている!
09月上旬 中間発表@夏合宿
 慣れない論文執筆活動は、困難ばかり。 テーマ選定が遅れたせいでゼミ全体に迷惑をかけてしまうし、既存文献もほとんどが英語であるせいで、全く進まない。 全力で走りぬけてきたが、「本当に完成するのか?」 と十ゼミメンバーは皆思っていたことだろう。 そんな不安を抱えながら、中間発表を行うと、意外なことに先生からは 「良い論文だね」 というお褒めの言葉を戴き、先輩からも「すごいじゃん!」 というコメントを戴いた。気付かないうちに、実はすごいところまで来ていたらしい。
09月下旬
異文化コミュニケーション@関東十ゼミ討論会中間発表
 関東十ゼミ討論会で、中間発表が行われた。 この中間発表は、小野ゼミ十ゼミ論文チームが他大学のゼミと交流する初めての機会であった。 他のゼミの中間発表は、斬新で奇抜なものであり、非常に刺激的であった。 しかしながら、十ゼミメンバーは、「他のゼミの方々に、我々の 『研究』 が理解してもらえるのだろうか」 と若干の不安を感じた。
10月 質問票という難関
 実は順調に進んでいたらしい十ゼミ論文チームであったが、ここに来てまた壁が立ちはだかった。 それが質問票である。 というのも、十ゼミ論文チームのテーマは、「サービスの失敗」 を扱うものであり、回答者は想起するためにかなりに負担がかかる。 そのため、調査票を配布しても、白紙で返ってくる、という事態が多発したのである。 果たして論文締め切りに間に合うのか・・・?
11月 先生邸合宿
 論文締め切り間近、3大論文チームが集まり、先生のお宅で合宿が行われた。 理由は言うまでもあるまい。論文の締め切りに間に合いそうもないからである。 この合宿では、小野先生に丸2日間付きっきりでご指導していただいた。 その結果、十ゼミ論文チームはなんとか合宿中に論文を完成させることができたのである。
12月 関東十ゼミ討論会本番
発表当日の模様へGO!

発表会当日のスケジュール



報告会日時: 2010年12月4日(土)
討論会会場: 学習院大学
   午前 : 西1号校舎201, 202, 303, 308, 310教室、
        西2号校舎203教室、中央教育棟303,405教室
   午後: 中央教育棟402, 403, 404教室 (14:20まで)
        西第5校舎B1教室 (14:20
から)
懇親会会場: 目白周辺
(報告会参加ゼミのゼミ生のみとなります)

10:00-
10:00-
12:20-
13:00-
13:10-
14:30-
14:50-
15:20-
15:30-
17:00-
17:10-
18:00-
18:20-

開会
第1次プレゼンテーション
昼休み
第1次結果発表
第2次プレゼンテーション
休憩
「チャレンジプロジェクト(ぐるなび)」プレゼン
第2次結果発表
第3次(最終)プレゼンテーション
休憩
「チャレンジプロジェクト(NECカシオモバイル)」プレゼン
第3次(最終)結果発表

閉会




発表会当日の模様



 
12月4日、学習院大学にて関東10ゼミ討論会が行われた。関東10ゼミ討論会とは、関東のマーケティング専攻ゼミの学生たちが、研究成果を発表する会である。
 我々小野ゼミ黒沢班は4月に論文チームが結成されて以来、ほとんど毎日休むことなく研究に打ち込んできた。 その努力は、メンバー全員が 「やりきった」 と胸を張って言えるほどであっただろう。 討論会当日にプレゼンを行うメンバーは、全員自信に満ち溢れていて、4月に初めて会ったときとは比べ物にならないくらい成長していた。 今までで一番のプレゼンができたと思う。 実際、他の教室で発表を行うゼミの学生たちにも 「小野ゼミの発表、よかったんだってね!観たかったな!」 と言わせる程であった。 研究の仕方が異なるゼミに所属する学生たちにも、我々の 「研究」 を理解し、評価してもらえたことは、素直にうれしいことである。 他のゼミの発表は、斬新な提案や奇抜なアイディアを含むものであり、非常に刺激的であった。 自分たちが今まで持っていなかったような視点を発見することができるのも、多くのゼミが参加する関東10ゼミ討論会の良さの1つである。
 最後になるが、我々の論文執筆活動を常に支えてくださった小野晃典先生、院生、そしてゼミの先輩と同期にこの場を借りて感謝申し上げたい。 また、関東10ゼミ討論会で切磋琢磨した学生たちにも感謝申し上げる。
黒沢

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石田の迫力ある発表を皮切りに
安定した岩崎
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きえちゃんのシュっとした発表からの
黒沢のパッション溢れる発表で〆られました
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お疲れさまでした!!
大学院生の方々も、審査員として参加なさいました!
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こちら


研究をおえて


黒沢祐介
 十ゼミ論文チームのメンバーのみんな、ごめんね。 「研究を終えて」 を書くにあたり、まずは2つのことについて、メンバーに謝りたいと思います。まず、1つ目。 俺は全力でリーダーを頑張ったつもりだったんだけど、でも全然うまくできてなかったよね、ごめん。 リーダーたるもの、メンバーの話を上手に聞いて、反対意見も組み入れて、上手にまとめなければいけないらしいのだけど、俺は自分の意見をガーガー言うだけで、うまくまとめられてなかったような気がします。 まとめられないどころか、俺が相当頑固だから、自分の意見を主張してばかりだったような気がします。今度からは気をつけます。あ、今度ってもうないんだっけ。
 次に、2つ目。 関東十ゼミ討論会の審査の仕方が普通と全然違うと一番分かっていたのは俺なのに、それにうまく合わせた形で発表を作れなくてごめんね。 せっかくみんなで8カ月間作ってきたのに、1次審査で敗退になってしまって、本当に申し訳ない。 俺がみんなに関東十ゼミ討論会の雰囲気をもっとうまく伝えることができていたら、あと2回はプレゼンをすることができた気がします。 来年は気をつけます。 あ、来年はもう俺たちは出場しないのか。
 それにしても、初めての論文執筆活動は本当に大変だった。 論文のテーマ選定は、夜遅くまで学校に残り、みんなで話し合った。 論文の仮説の部分を話し合う度に、グループ学習室の黒板をチョークで真っ白にした。 関東十ゼミ討論会の中間発表に合わせて、何度も徹夜をした。論文締め切り間際にも、やっぱり徹夜をした。 困難に直面する度に、自分の限界や欠点に改めて気付いた。 仲間に支えられて、みんなで活動するのが本当に楽しくて、最後には本当に納得のいく形で論文を書き上げることができた。 それができたのは、十ゼミ論文チームの仲間がいたからこそだと思う。 1人で勝手に突っ走っている俺みたいな代表に最後までついてきてくれた。 十ゼミ論文チームのメンバーのみんな、ありがとう。
 「研究を終えて」を書くにあたり、5人のメンバーに感謝の言葉を記します。
 岩崎くんは誰もやりたがらないような細かい作業を率先してやってくれて、本当に助かりました。 論文の文章の半分以上は岩崎くんの文字でできている気がします。 岩崎くんがいなかったら、この論文は絶対に完成していなかったよ。 岩崎くんの、当たり前のことを当たり前にこなすところ、見習わなければいけないなぁ。 それと、実は俺たち2人で徹夜することがかなり多かったよね。 イヴも一緒に過ごしていたから、おかげで、一部ではあっちの気があるという噂が流れてたね。 それも今では良い思い出です。 またキムチ鍋しよう!
 石田は、結論に疑問が少しでも残るときは、その疑問を必ず口にして、議論の質を高めてくれたね。 おかげでみんなが気付けないような論文の穴を埋めることができた。 あの独特の舌打ちと 「でもさ・・・」 はメンバーにとって恐怖でした。 石田のその前のめりの姿勢、見習いたいと思います。 それと、春合宿で泥酔して石田がアレをしたことは早く忘れたいと思います。
 島本さんは、十ゼミ論文チームの紅一点でした。 グループワークで行き詰まるといつも下ネタを振ってしまってすみません笑 島本さんがいなかったら、十ゼミのグループワークは、傍から見たらただの口ゲンカに見えていたと思います。 島本さんのその包容力、俺にもください。 それと、帰りの目黒線で席を一回も譲らなかったことは許してください。
 最後になりましたが、研究を支えてくださった、7期の先輩、大学院生、指導教授の小野晃典先生にも御礼を申し上げます。
 7期の先輩方は、論文執筆など全く分からない手間のかかる後輩を優しく、ときに厳しくご指導してくださいました。 本当にありがとうございます。 先輩方は、僕が憧れた 「小野ゼミ生」そのものです。
 大学院生の方々は、ご自身の研究があるにもかかわらず、グループ学習室では質問攻めにしてしまって本当に申し訳ありませんでした。 先輩方のアドバイスがなければ、ここまで質の高い論文を書き上げることはできなかったです。 ありがとうございました。
 そして、小野晃典先生。先生の熱心なご指導なくしては、論文の完成はおろか、今の自分も存在し得ません。 本当にありがとうございます。 僕、小野先生と小野ゼミが大好きです。 「最高のゼミに入ったなぁ」 と、9期生にも思われる様に、これからも努力して参りますので、これからもご指導の程、よろしくお願い致します。
 あぁ、こんなに楽しくて、こんなに泣きそうで、こんなにうれしいことなんて、今までなかったよ。 最高!


石田陽一朗
 この論文チームの活動が始まって、はや半年ほど。 メンバーと過ごした時間は、その間、家族と過ごした時間よりも長かったであろう。 多くの英語論文を読み込み、論文のテーマを決めた7月。 テーマに関する既存論文を研究し、 自分達の論文の方向性決めに奔走した8月。 自分たちの論文のモデルの仮説づけに苦しかった9月。 質問票を作成し、たくさんの友達や先輩方にアンケートをお願いするのが中々面倒だった10月。 論文を本格的に完成段階まで持っていくのに切磋琢磨した11月。 12月4日にその論文は終わった。
 
7月から11月までの論文活動を振り返るが、全てを通して自分にとってはコンプレックスの日々 であったように思う。 論理的にものごとを捉えることができる人、頭の回転が速く話し合いの論点 をまとめ整理することができる人、すらすらと難しい内容を文章にしてしまえる人。 自分には全てが欠落していた。 それでいて意見ははっきり言うことが多かったので、的外れな、 話し合いの論点から外れた意見を言ってしまうことが多かっただろう。 それゆえ自分の今までの努力の足りなさにいらだちを覚える日も多かった。 だから、必死で彼らについていこうと、彼らから学ぼうとした。 自分の無能さに開き直り甘えた行動をとることでメンバーを怒らせることもあった。 最終的にはある程度の思考力や話し合いの論点が何かを考える癖はついたように思う。
 
結局、自分が論文に、メンバーに何を提供できたのか、分からないのが本音だ。 11月、小野先生宅のパティールーム合宿、論文完成でメンバー皆大いに喜ぶ傍ら、 自分は嬉しい反面、喜ぶのに多少の後ろめたさがあったのも事実だ。 この大きな論文が自分の功績の1つと言うには、少し気が引けてしまうのだ。
 
少しネガティブなことを書いてしまったが、当然自分も、論文に、メンバーにしてあげられ たことがある。 しっかりと話し合いの論点をついた意見も言えた。 論文の論理的な穴を指摘する こともできた。 メンバーに笑いをもたらすこともできた…はず。 もしかしたらマッサージによる貢献が一番メンバーにとっては嬉しかったかもしれないけど。
 
この論文が大きな節目となる実感はあまり無いのだが、自分はまだまだこれからだと思う。 秀でた能力やたしなみを学べる仲間がまわりにはいる。 そして熱心で適確な指導を下さる先生が いらっしゃる。 そして、周りの仲間から学ぶと考えていたことが、いつの間にか頼りきる形になってしまって いたのかもしれない。 頼りきるのではなく、自分の軸をしっかりと持って自分の頭で考えようとしなければならない。
 小野ゼミで自分はまだまだ成長することができる。 もう4年生になってしまうが遅いことはない。 できることはたくさんある。 自分がどんなに恵まれた環境にいるか、知らずに終わってしまうことが一番もったいない。 この論文活動は自分にとって大きな意味があった。 それによって気づいたことがたくさんあったのだから。 メンバーの皆に心から言いたい。 本当にありがとう。 どうかこれからもよろしくお願いします。

岩崎裕士
 絶妙なバランスのチームだった。 春合宿のミーティングで十ゼミメンバーが決まったとき、これほどバランスのとれたチームになるとは想像もできなかった。 初めから終わりまでなんの問題もなくうまくいった、はずがない。
 6月に行うはずだったフリーディスカッションでは、下地となる論文が見つからず、入ゼミ説明会後に終電近くまで日吉の協生館で論文探しに奮闘したことを昨日のことのように覚えている。 十ゼミ代表黒沢があの日流した脂汗を忘れない。
 サービス・リカバリーを扱った日本語文献は全くと言っていいほど見つからず、毎日のように得意でもない英語の文献を読み漁ったことも記憶に新しい。 ああじゃない、こうじゃない、それは論文の解釈が間違ってるんじゃないか、とメディアのグループ学習室で朝から晩まで議論したことも(今となっては)良い思い出だ。 一日中議論しても何が進んだのかわからないような日もあった。 はたして論文を書き終える日はやってくるのか、と途方に暮れるときもあった。 それでも毎日のように集まって議論した。
 と、さっきからいっちょまえなことを書いているが、グループワークの開始時間が10時だというのに、時間どおりに来ているのは大原だけだったり (大原、ホントにごめん)、翌日までにやっておかなければいけないことを、睡魔に負けてやってこなかったり (みんな、ホントにごめん)、と十ゼミメンバーに多大な迷惑をかけてしまった。 この場を借りてみんなに謝罪したいと思う。と同時に、そんな自分を最後までメンバーとして参加させてくれたみんなに心から感謝したい。 山あり谷ありの数ヶ月間ではあったが、十ゼミの一員として論文執筆、そしてプレゼンテーションを行うことができて本当に良かったと思っている。本当にありがとう。
 ここで終わってしまいそうになってしまったが、そんなわけにはいかない。 なぜなら、まだまだ感謝の気持ちを書ききれていないからだ。
 黒沢へ。当然ながら、黒沢を抜きにして今年の十ゼミは語れない。 個性豊かなメンバーをまとめるのは本当に大変だったと思う。 俺のわがままでグループワークから抜けることがあっても、快く送り出してくれて本当にありがとう。 三田祭直前は2人で徹夜することもあったね。 あんまり2人で徹夜するもんだから、お互い “あっち” の疑いをかけられたことも (今となっては)良い思い出です。 ちなみに、俺は “あっち” じゃありません。 代表にしか分からない苦しみや辛さもあったと思う。 時にはメンバーとぶつかって胃が痛くなることもあったと思う。 そんな中でも最後まで論文代表としての責任を果たした黒沢は本当にすごいと思う。 本当にお疲れさま、そしてありがとう。
 石田へ。 いつも熱い発言で議論に参加してたね。 時々何言ってるか分からないこともあったけど、滞っている議論が前に進んだのは、間違いなく石田のおかげです。 三田祭前から崩していた俺の体調を気にかけてくれてありがとう。 漢方薬のおかげですっかり元気になりました。
 島本へ。 男ばかりの十ゼミで紅一点大変だったと思います。 黒沢や俺から不意に繰り出されるキラーパスによく耐えました。 体調崩したり、入ゼミでなかなか論文執筆に参加できず大変だったと思うけど、そんな中でも十ゼミに参加してくれてありがとう。
 大学院生の皆さま、論文執筆に当たって、右も左もわからない私たちに、時には優しく、時には厳しくご指導していただき、本当にありがとうございました。 なんでこんなことも分からないのか、と腹の底ではイライラさせてしまうこともあったかもしれませんが、皆さまのアドバイスがなければ論文執筆を進めることはできませんでした。 論文執筆以外では、ちからやで約肉を食べたり、11時過ぎのすきやの座席を小野ゼミ生で占領したりといくつもの思い出があります。 大学院生の皆さまには、現役生の先輩方とは違った視点から様々なアドバイスをいただき、いくら感謝しても感謝しきれません。 本当にありがとうございました。
 小野先生、個人的には、8期の中で一番ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。 また、わがままを言って、大変なご迷惑をおかけしてしまった私を見捨てることなくご指導していただき、本当にありがとうございました。 十ゼミでは、論文やパワーポイントの添削だけではなく、どうすれば十ゼミの審査員にうまくアピールできるかということまで考えていただき、私たちも先生のご期待に添えるように一生懸命頑張りました。 結果は私たちの目指したものには届きませんでしたが、先生の御指導によって十ゼミメンバーで最高の論文が書けたと思います。 ご迷惑をおかけしてしまうときもありましたが、最後まで御指導していただき、本当にありがとうございました。

 小野ゼミに入ってから、本当に色々なことがあった。 中でも十ゼミメンバーとは、恋人と一緒にいる時間どころじゃない長さの時間を過ごしてきた。 お互い、良いところも悪いところも (ほぼ)全部見てきたような気がする。 大原の言う、「家族」 みたいな仲間という表現はあながち間違いではないと思う。 いや、間違いではないどころか、まさに言い得て妙だ。 時には他愛もないバカ話をし、時には本音でぶつかり合った。 そんな、家族のような仲間と過ごせた数カ月は間違いなく今後の人生の糧となるだろう。
 小野ゼミに入れたこと、十ゼミで論文執筆できたこと、この2つが今後の私の人生大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。 こんなできそこないを拾ってくださった小野先生に心から感謝しています。 また、こんなできそこないを8期の一員として活動させてくれた、8期のみんなにも感謝してます。 これからもどうかよろしくお願いします。


島本季依
 春合宿でチーム決めをし、十ゼミチームメンバーとして活動して半年。 十ゼミの開会式へ行く前に、皆で麻布ラーメンを食べたのがつい最近のように思えます。 抽象的で難解なことを考えるのが苦手な私は、一番具体的かつ実務的で考えやすそう、という安易な理由で十ゼミを選びました。 そうして決まったメンバーは、私にとってそれまで全くと言っていいほど絡みのない顔ぶれで、しかも十ゼミだけ私以外全員男…どんな雰囲気になるのかちょっと不安でした。 また、テーマは無形財という縛りもあり、予想外に抽象的で難しいものとなりました。 正直なところなかなか議論の中心に入れず、質問を投げかけたり、タスクを振ってもらったりというような形になってしまっていたのが大半であったように思います。 それでも、今、十ゼミメンバーの一員であって本当に良かったなあ、と感じています。 それは、夏休み中も週3、4と一日を共に過ごす中で、彼らが本当に人間的に尊敬できる人たちであり、多くのことを学んだから。 くだらない話とか、どう反応して良いのかわからない話とかも多くて、おいおい中学生か…と思う面もあったけれど、メンバーそれぞれに対して違った面で日々頭が下がるところが多く、自分の未熟さや足りない部分が良い意味で炙り出されました。 そんな気づきを与えてくれたメンバーへ、今まであまり言えなかったけど、ここにひとことずつ感謝の意を綴りたいと思います。
 黒沢へ。 当初から天真爛漫(風)に色々と絡んできてくれてありがとう。 おかげで男子トークにもちょっと慣れました笑。 黒沢は小さなことでも妥協せずにこだわって、納得するまで考えて抜いて、だからこそ誰よりもえぐっていたよね。 代表という立場上、仲間との関係に悩んだり、ストレスが溜まることもあったと思います。 でもやっぱり、十ゼミ代表は黒沢しかいなかったと思います。 あ、代表者会議に1回も参加しなくてごめんなさい。
 石田へ。 石田が来ると、なんだか空気の色が変わり、その場が和むように感じました。 愛されキャラは天性のものでしょうか。 実感ベースでものごとを考えていて、自分の中での疑問を残さずぶつける姿勢はすごいなって思います。 また、アドリブを利かせたキャッチ―なプレゼンは誰にも真似できないもので、討論会当日は 「はじめに」 で石田が勢いをつけてくれたからこそ、みんなが乗っかって行けたんだと思います。
 岩崎へ。 岩崎は、人をちゃんと見ていて、それでいて悪い所はちゃんと指摘してくれて…私としてはそれが嬉しくて、こういう人を将来上司として欲しいなあと思っていました。 パス図とか参考文献作成とか揺らぎチェックとか、肩の凝りそうな仕事も進んで引き受けていて、さらにちゃんと議論の中心に入っていて…向上心の強い人だとすごく感じていました。 ただ、自己犠牲すぎて、しばらく体調がかなり悪そうだったよね。 最近回復してきたようで良かったです。
 最後になりますが、十ゼミ論文は以上のメンバーの他に多くの方々の支えなくしては完成しなかったことは間違いありません。 この場をかりて大学院生の池谷さん、千葉さん、窪田さん、森岡さん、朴さん、7期の先輩方、そして小野先生に感謝の意を述べさせていただきたいと思います。 院生の方々、7期の先輩方。テーマ決めの段階から、文献探し、分析方法、日本語、そして十ゼミでの発表ならではの魅せ方の工夫といったところまで、様々な視点からのアドバイスとご指導をして下さり、本当にありがとうございました。 そして、小野先生。 ギリギリになるまであまり相談に行かなかった十ゼミですが、その際も私たちでは考え付かない新たな視点を与えて下さったり、夜遅くまで添削して下さったりと、最後まで手厚いご指導ありがとうございました。 今後とも、入ゼミ、卒論等ご指導のほどよろしくお願い致します



第8期 十ゼミ研究プロジェクト・メンバー:
黒沢祐介 (代表)
石田陽一朗
岩崎裕士
島本季依

2012322

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