題字 「入会案内」
よくある質問Q&A
 説明会やオープンゼミなどを通じて、よく質問された内容をまとめてみましたので、ご覧ください。 きっと、あなたの小野ゼミに対する疑問も解消できるはずですよ。

1 授業・サークル・バイト・ダブルスクール等と両立できますか?

2 小野ゼミ生は、どんなテーマで研究してるんですか?

3 研究テーマ以外で小野ゼミの研究に特徴はありますか?

4 ケース・メソッドやディベートって具体的に何をするのですか?

5 多変量解析って何ですか?

他学部生なのですが、入会できますか?

6
7 大学院進学/海外留学はできますか?

8
入ゼミ試験を受けたいんですが、倍率は高いんですか?


1. 授業・サークル・バイト・ダブルスクール等と両立できますか?

 はい、可能ではあります。 しかし、両立のためには、時間を今まで以上にうまく活用すること、また、グループワークがある場合は、各々のスケジュールをグループで事前に共有しておくことが、必要です。

 過去に、優秀学生 (4年間オールA) として表彰されるほど授業を大切にしたゼミ生や、ダブルスクールの末、卒業後に弁護士になった小野ゼミ生もいたと聞きます。 現役のゼミ生でも、3年生13人のうち、8人がアルバイトやサークルと両立しています。 「小野ゼミって忙しそうだし、不安だなぁ…」 と感じる2年生も多いと思いますが、上の通り、時間をうまく活用すること、各々のスケジュールをグループで事前に共有することができれば、問題は生じません。

 ただし、1つ注意しておきたいことは、ゼミ活動を最優先にすることを決意したうえで、入会を志願していただきたいということです。 三田祭論文執筆中に1人だけ課外活動のために抜けるという事態が頻発して、仲間から不満が生じ、論文の質が下がっているゼミがよく見られます。 もし小野ゼミでそういうことが生じそうになったら、皆のゼミ活動を少なくするのではなく、その1人に課外活動の頻度を減らしてもらうことになるかもしれません。



2.小野ゼミ生は、どんなテーマで研究してるんですか?

 小野ゼミ生は、マーケティング論のなかでも、特に消費者行動論と広告論に焦点をあてて研究活動を行っています。 どちらも日々の生活で体感しているものなので、勉強内容をそのまま自分のこととして連想でき、理解しやすい分野だと思います。

 消費者行動論では、消費者はどのような方法で製品を選択するのか、何が意思決定に影響を及ぼすのか、といった法則を探ります。 他方、広告論では、消費者行動論の延長線上に位置付けられ、広告が消費者にどのような刺激を与え、購買意図形成に影響を与えるのだろうかということを中心に研究しています。

 小野先生はゼミ生の自由な発想と研究意欲を最大限に尊重してくださいますので、小野ゼミ生の研究は常に個性と感性の豊かなテーマで行われています。 どのようなテーマの論文がこれまでに執筆されてきたかについては、三田祭論文は 「三田祭研究発表」、「四分野インゼミ」、「関東学生大会」、「マーケ報告会」、「英語論文プロジェクト」 の各ページに、卒業論文は 「卒論・懸賞論文」 ページ内に、それぞれ掲載されていますので、是非参考にしてみてください。



3.研究テーマ以外で小野ゼミの研究に特徴はありますか?

 小野ゼミの研究の特徴として、論証と実証をバランスよく重視していることにあります。 理論を重視するということは、自分が選んだテーマに関する過去の論文を読みこんだうえで持論を論理的に展開するということです。 これを怠っているゼミも多いようですが、それだと、過去の論文と同じ内容になってしまったり、単なるヒラメキ勝負になって論理的に破綻してしまいます。

 他方、実証を重視するということは、統計解析技法をしっかり教わり、それを用いて持論をデータで実証するということです。 これを怠ってしまうと、机上の空論になってしまったり、誤った使い方でデータや技法を用いてしまったりする、説得力の乏しい研究となってしまいます。

 論理的に展開され、かつ説得力のある小野ゼミの研究は、国内はもとより国外でも高い評価を得ています。 昨年だけでも、第13期の先輩方が、慶應内のNO.1を競うプレゼンコンテストで、商学部代表に選ばれ、他学部を抑えて優勝したり、関東マーケティング大会で優秀賞を受賞したり、全国大学生マーケティング大会で、関東予選を通過し、全国2位になったり、KUBICでハウス食品の出題テーマで準優勝を受賞したりと、話題が絶えませんでした。 しかし、小野ゼミ生が残した輝かしい実績はこれらのみには留まりません。 小野ゼミの歴史をさかのぼれば、小野ゼミの研究が、国内外で高い評価を受けていることをさらに分かっていただけます。 是非 「卒論・懸賞論文」 ぺージをご覧ください。

 なお、小野ゼミ生の研究を支えるのは、ゼミ生個々人の天賦の才能というより、高いモチベーションを持ったゼミ生と、徹底的にご指導してくださる先生や大学院生の存在です。 はじめから独りでスムーズに研究できるなら、ゼミに入会する必要さえありません。 熱心な先生、後輩思いの先輩、そして一生の仲間と呼べる同期が小野ゼミに集うからこそ、小野ゼミ生は、入会後に大きく成長し、三田の2年間に高度なアウトプットを産出できるのです。 このことが、小野ゼミの研究の最大の特徴だと自負しています。



4. ケース・メソッドやディベートって具体的に何をするのですか?

 
ケース・メソッドとは、事例 (ケース) を手段 (メソッド) として理論の応用技術を修得するために、ハーバードビジネススクールで開発された学習法です。 小野ゼミでは、ケース・スタディのように事例 (ケース) についての知見を深めることが目的なのではなく、知見を深めるための手段 (メソッド) として事例を用いることによって、理論や物事の考え方を習得・鍛練することができます。 具体的には、論理的思考能力、根拠となる資料の収集技術、レジュメやパワーポイントの作成方法、口頭プレゼンテーションなどの様々な能力を向上させることができます。

 他方、ディベートとは、1つの問題に対して2つの立場に分かれ、互いの立論や論拠を戦わせることにより、自らの主張が良いものだとジャッジを説得し魅了する、ゲーム感覚の学習方法です。 ディベートもケース・メソッド同様の能力の向上を目的としています。 ただし、相手側やオーディエンスを論理的な口頭技術によって納得させていくという意味で、口頭のプレゼンテーション技術の向上が図れる点が特徴的です。

 ケース・メソッドやディベートは、他ゼミでも行われていますが、小野ゼミの違うところは、テーマを自分たちで案出する点、それに、圧倒的な取り組み数の差と、取り組み方に関するノウハウの蓄積の差です。 このことによって、小野ゼミ生は皆、優れたプレゼンター、ディベーターに成長することができるのです。 なお、ケース・メソッドとディベートで扱った具体的なテーマに関しては、 「活動紹介」 ページに掲載されていますので、そちらをご覧ください。 5月に行われ、無事勝利しました他大学とのインカレディベートの紹介もそちらに掲載されています。



5.多変量解析って何ですか?

 一言でいえば、実証研究に必須のツールで、別名、統計解析です。 「2つの事柄には相関関係があるのか」、「ある事柄にはどのような要因が最も大きな影響を及ぼしているのか」 といったことを解明するために、マーケティングリサーチ等から得られたデータを統計的に処理する技法です。 名前からして難しい印象がありますが、持論に説得力を与えるために統計的に分析を行うことは非常に重要ですので、いまや理系だけでなく文系にとっても必須のツールの1つだと言えます。

 多くの2年生が統計学に対して 「何の為にやっているのか?」 という疑問を抱いてしまっているかもしれません。 ですが、小野ゼミでは、統計学をツールとして使った過去の研究例を参照したり、自分たち自身の研究のなかで持論を実証したりするという確固たる目的をもって学べるため、多変量解析の実習は、ゼミ生にとって、苦痛というより、新しいことを知ることのできる 「ためになる」 時間となっています。

 実際、小野ゼミで学ぶ多変量解析は、SASという統計ソフトに処理したいデータを入力するだけで、自動的に分析結果を得ることができます。 途中の難しい計算はすべてコンピュータが行ってくれるため、数学が苦手という人でも簡単に扱うことができます。 それでも、ゼミ生の中には多変量解析を苦手とする人もいます。 ですが、ゼミ内で助け合ったり、理解できるまで指導してくださったりする環境が整っていますので、安心してください。

 なお、他にも実証を学べるゼミもありますが、簡単な実証分析しか行えない素人向けのソフトを使っていたり、先生や先輩が教えてくれず自力で学んで使うために使い方が間違っていたり、少数の技法しか学べなかったりするという実情があります。 その点、小野ゼミは、世界的にメジャーでありながら大衆化していないSASという専門家向きの統計ソフトを使いこなせるようになることを目標に、ゼミに代々伝わるレジュメを使って効率的かつ解りやすく教わり、結果、おそらく慶應で最もたくさんの技法を学べます。 社会人になってから必要に迫られて講習を受けると、受講料が100万円以上する内容です。 そう考えると、食わず嫌いなどせずに修得しようという意欲も湧いてくるのではないでしょうか。



6.他学部生なのですが、入会できますか?

 
商学部生しか受け入れないゼミもありますが、小野ゼミでは全塾ゼミナールに登録しているように、他学部生の入会も受け入れています。 実際に、文学部、経済学部、SFCといった様々な学部に所属するゼミ生を、毎年のように受け入れています。

 マーケティングは、経済学、心理学、社会学、統計学といった異なる学問分野の成果の援用を受けて発展してきた学問領域ですから、他学部の皆さんが自分たちの専門分野で学んだことを、他のゼミ生に還元できるのであれば、他学部生であることが強みになるはずです。

 ただし、他学部生の皆さんが商学部のゼミに入会するということは、商学部生の枠を1つ自分が奪取するということを意味します。 このことに対して、自信と責任をもった方だけに、志願していただきたいと思います。 商学部生にもいえることですが、 「マーケティングって面白そう」、「広告業界って華やかそう」 といった漠然とした思いだけで志願してはいけません。



7.大学院進学/海外留学は可能ですか?

 大学院進学を希望する方にとって、高度な研究実績を誇り、研究に打ち込むことのできる小野ゼミは最適の環境です。 なお、入会前は就職を希望していても、入会後に研究が楽しくなって大学院に進学するゼミ生も数多くいます。 そのため、内部進学の大学院生の人数は、良いゼミのバロメーターの1つと言えるでしょう。 その点、小野ゼミは、マーケティングのゼミで唯一の内部進学大学院生が在籍するゼミであり、しかも、7名もいらっしゃるという点は特筆に値するでしょう。 このような先輩の存在に良い影響を受けて大学院に進学を決めたゼミ生もいますし、そうでないゼミ生とも交流が深く、ご自身の研究の傍ら三田論や卒論を熱心に指導してくださっています。

 海外留学もまた、小野ゼミでは推奨されます。 留学には留年を伴う留学と留年と伴わない留学の2通りがあり、留年を伴う留学の場合、同期生と学年がずれてしまいますが、小野ゼミとしてはゼミ活動に支障をきたさないので留学してもかまいません。 他方、留年を伴わない留学の場合、4年次ならば留学できます。 その場合、本来は1年間を費やして執筆する卒論を、4年の前期だけで書き上げ、もちろん単位も前期で取り終えて、後期の半年間のみ (あるいはその後の半年間をプラスした1年間) を留学にあてるパターンがお勧めです。 ただし、3年の初めに留学し、留学先で1年過ごして4年生として帰国するような留学プランは困ります。 なぜなら、3年時にはゼミで学ぶべき点が多数あり、それらを経験せずに4年に進級することは、ゼミ生として学ぶべきことを学ぶ機会を逸したまま、卒論を書いたり後輩指導をしたりしなくてはならないからです。

 また、卒業後に海外大学院へ進学という形での留学も考えられます。 つまり、小野ゼミを卒業したあとに、海外の大学院に進学するというケースです。 小野先生は英文推薦状を発行して大学院進学をバックアップしてくださいます。 海外ではなく国内の大学院へ進学し、そこで交換留学等のツテを使って留学する場合も同様です。



8.入ゼミ試験を受けたいのですが、倍率は高いのですか?

 どのゼミを選ぼうかと悩んでいる時、あるいは、小野ゼミに入りたいという気持ちが募ってきた後でさえも、倍率が高いと、諦めようかと考える方が多くおられるようです。 ですが、そんなことで、自分に合ったゼミだと判断したゼミへの入会を諦めてはいけません。 たとえ倍率が高かったとしても、その分だけ合格率が低いと考える必要はないのです。 合格率は自分の努力と才能で幾らでも高めることができるからです。 小野ゼミの選考では、1日という短い間で皆さんのことをよく理解し、受験者一人一人の光る部分を見つけたいという意図があります。 倍率でゼミを選択するようなことなく、中身を評価し、信念をもって受験対策をしていただきたいと思っています。


*ほかに質問がある
2年生は、onosemi15@gmail.com宛にお気軽にご質問ください。


2016620

Copyright (c) 2016, 2017- Prof. A. Ono's Seminar of Marketing,
Keio University, Tokyo, Japan. All rights reserved.