題字 「関東学生マーケティング大会」
2012年度

・ 関東学生マーケティング大会とは
・ 小野ゼミにとっての関東学生マーケティング大会とは
・ 2014年度の小野ゼミの研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 関東学生マーケティング大会当日のスケジュール
 
発表会当日の様子
・ 研究を終えて

2014年度関東マーケティング大会論文(全文ダウンロード)

(PDFファイル 996KB)

2014年度市場創造研究掲載論文(全文ダウンロード)

PDFファイル 9.96MB



関東学生マーケティング大会とは



 関東学生マーケティング大会 (旧:関東十ゼミ討論会) は、毎年度1回、関東圏にあるマーケティングを専攻しているゼミが集結し、12月の発表に向けて研究発表・討論を行う場として開催されます。 それぞれ研究分野が違うゼミ、興味が違う学生と触れ合うことで互いを高めあい、自分たちの研究テーマの幅を広げることを目的としています。 各ゼミは1つないし幾つかのプロジェクト・チームで参加し、研究論文を執筆・交換すると共に、大会当日にプレゼンテーションを行います。 それまでは、ホストゼミの指導教授および参加ゼミの大学院生が参加し、学生相互間で論文の内容を討論する大会でしたが、2003年度から日本マーケティング協会のマーケティング・セミナー受講生の社会人の方々が、コメンテータとして参加するようになり、2009年度からは、論文およびプレゼンテーションに対して、そうした会人の方々が、大学院生の方々とともに採点が行われるようになり、トーナメント方式で優勝を競う方式に変更されました。 今年、討論会という名前が実情にそぐわないということで、「関東十ゼミ討論会」 から 「関東学生マーケティング大会」 へと名称が変更されました。



小野ゼミにとっての位置付け

 小野ゼミでは、下記の3つの目的のために、2001年度(第1期)以来、ゼミ休止期間を除いてずっと、関東学生マーケティング大会 (旧:関東十ゼミ討論会) に参加しています。 また、立候補によりホストゼミを務めたこともあります。
3年次秋学期の共同研究プロジェクトの1つとして位置づけ、3年次春学期の学習成果の集大成たる論文を執筆する。
口頭研究発表の場として位置づけ、プレゼンテーション能力の向上を図る。
対外的な交流の場として位置づけ、ゼミの知名度やゼミ生の社会性の向上を図る。

2014年度の小野ゼミの研究テーマ



自虐広告の有効性について

 
近年、自らの劣位属性をユーモラスに紹介している「自虐広告」が増えている。自虐広告は自社ブランドの劣位属性を紹介しているにもかかわらず、なぜ、広告主に成功をもたらしているのだろうか。本論は、自虐広告が他の形態の広告に比して、ブランド認知や態度形成に有効であることを示す。また、多属性態度モデルを援用して、自虐広告が製品の属性に影響を及ぼし、最終的にブランド態度の変容を起こす心理メカニズムを探究する。


研究経過報告

活動経過概要

06月 同情するなら、論文テーマをくれ。

富、名声、力 かつてこの世の全てを手に入れた男がいた。
彼の死に際に放った一言は全世界の人々を海へと駆り立てた。
『おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・
探してみろこの世の全てをグル学に置いてきた』
世はまさに大マーケティング時代!!

われわれは、関マケという大海(大会)に乗り出すことに決めた。(←うまい)
メンバーは5人である。
狙撃手の芦澤。的をいた意見で航海を円滑に進めてくれるだろう。
コックの岸部。スパイスの聞いた意見で周りを驚かせてくれる。
戦闘員の松本。プレゼンでは前線にたちクルーをグイグイ引っ張る担当だ。
航海士の中野。航海の方向性をしっかり示してくれるだろう。
そしてダムの佐野。頼りないが、この航海を心から楽しみにしていた。
…そう俺はダムが大好きだ。

ダムの何がいいって?
それは人工物なのに美しいことである。美しすぎるってばよ。
アーチ型ダムとか最高。あの曲線を見てるだけで
ご飯アスワンハイダム3杯分いけるだむ。

というわけで僕が好きな黒部ダムについて説明します。
堤高186.0 m
堤頂長492.0 m
堤体積1,582,000 m3
流域面積188.5 km2
湛水面積349.0 ha
これこそ男のロマン。マジ人類の英知の結晶。
日本一の高さを誇るダムからみる光景とか
極楽浄土はこういう景色に違いないと思うのよね…///
うつくしい...うつくしい...

少しダムについて熱く語りすぎたが、
この5人でワンピース(流通論)をつかむために航海にのりだした。
しかし、乗るべき船であるテーマが僕たちにはまだなかった。
(佐野)


ーーーー7月に続くーーーー


07
月 同情するなら、核論文をくれ。

どうも、狙撃手の芦澤です。こんにちは。
先月、論文代表の佐野くんがハイテンションで書いてくれたので、
今回もドラマの次回予告風に活動報告をしたいと思います。

7月になっても一向にテーマの決まらない関マケメンバーたち。
春学期最後の本ゼミも近づいてきてるし、もうてんやわんや。
一体どうすれば良いの??

そこで突如現れた大学院生たち。
彼らに的確なアドバイスを頂いた私たちはなんとかテーマを決定することに成功した。
もう沈みかけた船なんて言わせない!

というわけで、私たちは無事にテーマ発表を終えることができた。
しかし、いざテーマの方向性に沿って既存研究を調べてみても、、
あまり良い論文が見つからない...
果たして関マケメンバーはこのテーマでやっていけるのか??
芦澤


ーーーー8月に続くーーーー


08月 同情するなら、水着の女の子をくれ。

コックの岸部です。このよくわからないノリを半分踏襲するぐらいの気持ちで8月分も書かせてもらいます。
 
ついにはじまった夏休み、9月初頭には夏合宿が控えていた。
リーダーがバイトに苦しめられ、バイトでこれないリーダーに苦しめられるメンバー。
FBを見ては水着の女の子と海行きたかった、時差ボケつれーとか言ってみたかった、とないものねだりでお菓子をグル学で頬張りながら論文を読む毎日。
終いには飽きて小学生のように遊び始める俺ら。。

そんなこんなで苦しめられながらも、SEMのかっけーパス図描きたいという願望を諦め、自分たちが今回の論文でやるべきことを決めた。

全員自分の意見をはっきり言うタイプなので話し合う機会を設ければ、話はしっかりと進んでいく。
思ってたよりこの船のクルースペック低くないぞ、案外なんとかなるんじゃね?
なんて死亡フラグをたてながら、気づいたらロクに先生相談もできずに月末...

僕たちのたてた仮説は夏合宿の中間発表で一体どうなるのであろうか??
岸部


ーーーー9月に続くーーーー


09月 同情するなら、仮説をくれ!

実感のないまま迎えた、夏合宿。現地に着いてすぐ行われた三田論中間発表では、
発表の仕方や内容についてたくさんのフィードバックを頂くことができた。
発表後、佐野と中野は酔った勢いで幼稚園に入園。
芦澤は嬉しさのあまりバットでグルグルと回り出した。
そして岸部はじゃんけん大会を決行し、本務企画として夏合宿を成功へと導いてくれた。
こうしてたくさんの思い出を胸に、私たちは三田に生還した。

しかし夏合宿を終えてからは、沈む仮説(佐野)、募る苛立ち(岸部)、増える脂肪(中野)、増えない脂肪(芦澤)に、各々が苦しめられるエンドレスデイズが続いた。

何を隠そう、私は食べることが好きだ。
特にこの論文漬けの夏休みにおいて、食べることは貴重な楽しみの1つであるということは、多くの12期生が共感してくれるだろう。
しかも、私は辛い食べ物が苦手だったはずが、論文のストレスを解消するためにいつしかそれを好んで食べるようになった…。味覚まで変えるなんて、恐ろしい子…!

昼食はインドカレーか麻婆豆腐、おやつはカラムーチョかトムヤムクンチップス。これが私のルーティンだ。
特筆すべきはカラムーチョZ ドライチリ味であろう。山椒のカラがムーチョに深みを与え、なんとも美味であった。現在、絶賛ダイエット中である。

そして関マケはみんなで誕生日を祝い合い、
議論が白熱するたびに仮説はミラクル七変化☆
わいわい、イライラ、わいわい、イライラ…
を繰り返すうちに、気付けば夏休みが終わっていた。(震え声)

再び関マケが沈みはじめていたある日の本ゼミ。
まずは問題意識をしっかりすべき!というアドバイスを頂いた。
問題意識を固め直すことで、立ち直り始める関マケ。
といっても、論文提出まであと1ヶ月しかない!?
もっと早く問題意識というコンパスを手に入れていれば…!えーいっ、やるしかない!

さて、泥の船に乗った関マケは、コンパスを片手に航海を続けることができるのか?

ネクスト コナンズ ヒーント!
「多属性態度モデル」!
(中野)



ーーーー10月に続くーーーー


10月 同情するならティッシュ買ってきてください。

気が付けばもう10月。関マケの締切が11月の頭なのであと1ヶ月しかない。
先月募っていた苛立ちもますます激化する。
今月中に仮説のOKをもらって調査票を作って、配布して、分析して、本文を書かなくてはいけない僕たちの語尾から互いに優しさは消え去っていた。
もはや全員生理。佐野は鼻からも血を流してた。おれんちのティッシュが赤く染まっていった。

それぞれの段階をまとめると

仮説 あっしーの多属性態度モデルまじ説得的
調査票 とりあえずみかんに赤ちゃんの顔つけたらユーモアでそうじゃねうわなにこれキモ
調査票配布 協力してくださった204人の方々本当にありがとうございます。(関マケ一同)
分析 あげて落とすことに定評のある佐野だけど奇跡的に落ちなかった
本文 なんでそういうオリジナルなことするかなぁ(中野キレ気味)

10月の後半には、進捗状況がやばすぎて、助けてくださる心優しい先輩方と一緒に先生のお宅にお邪魔することとなった。
去年の関マケの進捗状況はやばかったと伺っていたが、それよりもやばい進捗状況だった上に、人数も個々のスペックも負けているという悲惨な状況だったからだ。
予想通りいいお家だった。子供部屋もいい感じだった。なんか関マケ終わったらレゴやりたくなるタイプのお部屋。

終盤にさしかかって先生相談にいった際に、先生が「助けちゃうよ」と楽しそうに仰ってくださったことで、どれだけ気持ちが救われたことだろう。
そして添削を快く受け入れてくださる先輩達がどれだけありがたかったことだろう。

これだけしてもらったからにはなんとか来月2日までに論文を完成させなくては。がんばろう。
岸部


ーーーー11月に続くーーーー


11月 同情するなら、納得のいく結末をくれ!!

とうとう11月になってしまった。長かった半年間の集大成を見せる時期に差し掛かってきたのだ。
11月にはさまざまなイベントが待ち構えている。
先ず、論文提出である。11月に入ってから、岸部邸に乗り込み、徹夜で作業をした。
小野先生に、論文提出の最後の最後までご指導していただき、
やっとの思いで、論文を提出することができた。

ホッとするのもつかの間、
三田祭用のパネル作成や、本番用の発表資料という課題が残っていた。
三田祭用のパネルを作成し終えたと思えば、
あと1週間で、関マケの発表当日というところまで来ていた。

そんな関マケに突如、
緊急オープンゼミで発表するという大役が回ってきた。
緊急オープンゼミは、11月28日つまり、関マケの発表前日であった。
発表本番が1日前になってしまったような感覚を抱いた関マケメンバーだった。

サブゼミでは、発表資料を完成させべく
先輩方のお力を借り、
オープンゼミの前日には、小野先生にご指導を頂き、
論文提出の時と同様、さまざまな方からのご助力を得て
ようやっと、オープンゼミで発表することのできる水準の資料を完成させた。

しかし、肝心のプレゼンが大きな課題であった。
オープンゼミの前日には、先生や先輩方から
「元気がない」、「おなかが痛そうなプレゼン」という評価であった。
その言葉受けて、メンバー一同、かつてないほど、プレゼンの練習をした。
お互いのプレゼンを評価し合い、アニメーションや資料の構成について指摘し合った。

そして、オープンゼミ本番、
みんなが、昨日とは見違えるプレゼンを行うことができたと感じている。
先生からも、お褒めの言葉をいただき、メンバー一同プレゼンへの自信をもつことができた。
そして、11月29日、
関マケとしての最終目標である最優秀賞を獲得するためのステージへと乗り出したのであった。
佐野



発表会当日のスケジュール

報告会日時: 20141129日(土)
        
9時から1915分まで
報告会会場: 早稲田大学 早稲田キャンパス
印刷可能な大会概要ー→
(タイムスケジュールも
含まれております!)

発表会当日の模様


 11月29日朝7時30分、関マケの集合時刻の1時間半前に集合した私たちは、早稲田大学早稲田キャンパスへ向かいました。しかし、早稲田大学は8時開門で、いきなり出鼻をくじかれました。開門一番にキャンパスに入り、1次審査の会場のとなりの教室で、最後の発表練習を行って、時間の確認や、各々の担当する部分のアニメーションの最終確認をしました。そして、自信をもって、本番に臨むことができました。
1次審査のグループは、明治大学の水野ゼミ、学習院大学の杉田ゼミ、慶応大学の里村ゼミであり、気を抜いた発表では、予選を通過することが出来ないという状況でした。そんな緊張感の中、プレゼンが始まると、「はじめに」を担当する岸部のハキハキとしたプレゼンが、審査員を惹きつけ、冗長になってしまい大きな課題となっていた「仮説の提唱」を芦澤が簡潔に説明し、私(佐野)が、「分析結果」から得られた、この論文の面白さを伝え、女性視点で作成した「新規提案」を紅一点である中野が、魅力的にプレゼンした。そして、再び登場した岸部が、「おわりに」でこの論文の貢献を熱弁しました。そして、結果はとして、1次審査を通過することができました。
 無事、1次審査を通過することができた我々に待つのは2次審査でした。2次審査は、早稲田大学の守口ゼミ、東京経済大学の森岡ゼミが同グループでした。2つのゼミともに、素晴らしいプレゼンでしたが、自分たちも見劣りしないプレゼンをできたと感じています。しかし、2次審査を通過することは出来ず、またなんらかの形で賞をいただくこともできませんでした。
 結果自体は、芳しいものではありませんでしたが、今回得ることのできた経験を自らの成長に生かしていきたいと感じました。また、私たちは、賞をいただくことができませんでしたが、今回の反省を胸に刻み、最優秀賞を獲得したゼミの発表を学び、来年に出場する13期生に「最優秀賞を獲得してもらいたい」、「その助けをしたい」という気持ちを抱きました。
 最後になりましたが、関マケにご協力してくださったすべての方に、ここに感謝の意を示したいと思います。本当にありがとうございました。
佐野
Photo Photo
来ました!早稲田キャンパス!
1次審査。岸部によるイントロ!
会場を盛り上げます!
Photo Photo
続いて、芦澤!仮説をしっかり説明!
分析の佐野!いつもより楽しそう!
Photo Photo
提案の中野!デブ活の楽園!
大学院生の方からの質問にしっかり答えます。
Photo Photo
一次審査を終えて、しばし休憩。
佐野班、2次審査に進出しました!
Photo Photo
容赦なく、実務家の方から質問が飛んできます!
発表後は、先輩方に焼肉をおごってもらいました!
Photo Photo
西本さんのこの笑顔(笑)
カメラマンお疲れ様でした!
とてもおいしかったです!
Photo
関マケ(旧:10ゼミ)の先輩方や大学院生の菊盛真衣さん、中村世名さん、
応援に駆けつけて下さり、ありがとうございました。
先生をはじめ、院生や11期の方々、同期のみんなには本当に助けていただきました。
本当にありがとうございました。関マケチームもこれにてひと段落です。
お疲れ様でした!

ノーマルサイズの写真のダウンロードはこちらからどうぞ!



研究を
終えて

佐野諒平
 11月29日、半年にも及ぶ論文執筆活動が幕を閉じた。メンバー全員で、楽しいことも辛いことも共有してきた活動が終わったことに、感慨を抱かざるを得ない。関マケを終えて、抱く感情として、最も大きい感情は、自分の「至らなさ」や「未熟さ」であろう、
例年に倣って、なぜ私が論文代表を志したのかということから書いていきたいと思う。私が論文代表を志望したのは、一言でいえば、「評価されたい」、「自信をつけたい」という理由になるのだろうか。関マケは、論文を書くだけでなく、プレゼンを行いそれに対して、順位がつく。良い面としては、自らの研究が実務家から評価されることや、優劣がつくことであろう。悪い面としては、必ずしも、正しい評価が下されないということがあげられるであろう。私は、外見からも内面からも、自信がない人間だと言われる(事実、自信がない人間である)。小野ゼミのブースを訪れた時や、オープンゼミで小野ゼミのプレゼンを初めて見た時、小野ゼミ生の自信に満ち満ちたプレゼンを見て、鳥肌が立ったことを覚えている。丁度、そのオープンゼミで見たプレゼンというのは、11期関マケであった。「論文チームに入るなら、関マケがいい!」という気持ちは、振り返ってみるとその時から、始まったのかもしれない。
 しかし、私は、論文代表には不向きだったと言わざるを得ない。もっと言えば、代表というものそのものに不向きだったのかもしれない。夏休み当初、私は、代表であるにも関わらず、バイトに追われてしまっていた。この段階で、すでにメンバーには多大な迷惑をかけてしまっていた。本当にごめんなさい。また、マネジメントが下手で、明確な目標を設定することができなかったことも、関マケの進捗が芳しくなかった理由の1つであろう。バイトを完全に休むようになってからは、論文のみに打ち込んだ。自分がそういう立場になると、人間見方が変わるものである。今度は、自分が、メンバーに対して怒りを感じるようになった。しかし、罪悪感から、私はメンバーに対して、怒ることができなかった。「どうして、また同じ話をしないといけないの?」、「どうして、理解していないのに、先に進んでしまったの?」、「どうして、今になってそんな重要な疑問が湧いてくるの?議論をするべき時はとっくに終わっているはずなのに」、といったような怒りが湧いた時もあった。しかし、私は怒ることすら出来なかった。自分のことを棚に上げて、もっと怒ることができたら、関マケは、良くも悪くも違った方向を向いていたのかもしれない。
 私は、メンバーに、とどまらず、先輩方や先生にも多大な迷惑をかけ、ようやっと論文を書くことができた。他の論文チームに比べて、関マケはゼミを炎上させてしまうことが多かったように感じる。本文の締め切り間際、そんな迷惑をばかりをかけていた関マケに、先輩たちは、何の見返りも求めず、私たちに手を差し伸べてくださった。先輩方から受けた無償の協力は、「有り難い」という言葉がまさに当てはまるものであろう。そのような人たちからから受けた御恩に対する言葉は、まさに「有難うございます(ありがとうございます)」という言葉でしか、形容することができないであろう。
 また、小野先生の御指導がなければ、我々は、今も論文を書いていたことだろう。締切 直前には、深夜にも関わらず論文の添削をしていただいたこと、もともとの予定をキャンセルしてまで御自宅にお邪魔させていただいたことなど、感謝すべきことを上げれば本当にきりがないであろう。迷惑しかかけていないにもかかわらず、先生が笑顔で相談に応じてくださる姿や、不出来すぎる我々にかけてくださる温かい言葉が、今も印象に残っている。小野先生が指導教授をするゼミに所属することができて、本当に恵まれていたと感じる。小野先生への感謝はどういった言葉で表せば、すべてを表現することができるのか、わたしには到底検討がつかない。それほど、小野先生には、感謝すべきことにあふれている。
 ここで、こんな頼りない代表と半年間をともに過ごしてくれたメンバーへ感謝の言葉を残したいと思う。

アッシーへ
アッシーのおかげで、仮説がきまったようなものだと思っています。
何も進展せず辛かった9月を乗り越えられたのはアッシーのおかげです。
グループワーク中の面白い話が聞けなくなることが、今は寂しいです。
半年間、本当にありがとう。

マスターへ
マスターの発想や指摘にはいつも驚かされました。そのおかげで、議論が活発になったことが多々あったように思います。またマスターが英語に強いおかげで、既存研究の理解が浅かった僕たちは救われました。パワポにも強くて、三田祭パネルや、発表資料の表紙はすごく完成度が高かったと思います。
半年間、本当にありがとう。

中野さんへ
ふわふわした関マケの雰囲気の中で、中野さんがピリピリしてくれたから、
緊張感があったのだと思います。
本文に関しても、中野さんがうるさいくらいに厳しく注意してくれたから
なんとか終わったと思ってます。半年間、本当にありがとう。

最後に、松本ッティ
きっと、関マケを途中で抜けることに申し訳なさを感じて苦しみ、
また、その抜けることになった理由で苦しみ、推し量ることができないほど苦悩したと思います。
関マケは、かっこよい終わりかたじゃないけど、無事に終わりました。
松本ッティは、僕の中では5人目のメンバーだから、一緒に喜んでほしいなと思ってます。

最後に、
今回の経験を反省し、成長の糧にすることで
お世話になった方への最高の恩返をしたい
という新たな抱負を綴ったところで研究後記を終えたいと思う。
本当にありがとうございました。
芦澤友也
 約5か月間、関マケチームの仲間と共に進めてきた論文活動も、ようやくひと段落である。振り返れば、関マケチームはいつもどこかに不安要素を抱えていたように思う。それらをどう乗り切ったかは月間報告および論文の序文を見てもらえれば分かると思うのだが、テーマ策定、仮説の提唱、調査票作成等、挙げれば枚挙に暇がないであろう。そのため、我ら関マケチームは、1日に集まる時間も、活動する日数も多かったように思う。しかも、受験勉強と違って、家に帰っても解放されずに、タスクに振り回されることも多かった。さらに、後半はチームのみんなの苛立ちも募り、しだいに口数が少なくなっていった。かくして、この論文活動は「辛い」の一言に形容され得るのだが、一方で、上述のような壁を乗り越えることにあたって、相応の達成感を感じることができた。例えば、9月は主に仮説に振り回された訳だが、サブゼミでの石井さんのアドバイスをもとに、自分たちなりに思考を整理して仮説を立てることができたときは、稚拙な表現で申し訳ないが、素直にうれしかった。また、仮説を検証するにあたり、我々が期待した通りの結果が得られたときは、感無量であった。
 研究とは難しいもので、勉強と違い、前もって答えが与えられていない。しかも、我々がテーマとした自虐広告は既存研究が全く存在せず、そのため我々は、一から論理を組み立てなければならなかった。さらに、グループで執筆するため、錯綜する意見を取りまとめ、仮説という一つの「仮の答え」に落とし込むのは、至難の業であった。そして、苦労して立てた仮説も、それを裏付けるような分析結果が得られるとは限らないのである。こうして苦労を重ねて書き上げた論文だからこそ、関マケという大会において相応に評価されて欲しかったのだが、実際はそれには至らなかった。敗因は、充実した既存研究レビューとそこから論理的に導き出された仮説を重視する小野ゼミと、プレゼンや実務的提案に重きをおく関マケとの、相性の悪さにある、と個人的に思う。13期関マケチームには、関マケで好まれる手法を前もって把握して欲しい。このように満足のいく評価はされなかったものの、自虐広告という未知のテーマを扱い、その有効性を示唆した本論は私にとっては宝物である。ご自宅でのご指導を賜った小野晃典先生をはじめとして、小野ゼミの大学院生の方々、11期の先輩方、同期のみんなの存在あってこそ、この論文は完成したと思います。本当にありがとうございました!
岸部海人
やっと終わりました。グループ活動向いてない勢の僕にはなかなか辛い日々でした。また、その終わり方は少し腑に落ちないものでした。関マケを終えて、散々これまで助けていただいた小野ゼミの皆さんに対して抱いたものは、感謝ではなくて申し訳なさです。
 僕と小野ゼミの出会いは1年生のころ友人に誘われて見に行った4分野インゼミでした。ゼミなんて1つも知らなかったけど、1つだけ軍隊みたいで印象的なゼミがありました。それが小野ゼミです。常に聴衆の方を向いて堂々と話続ける小野ゼミ生の姿は圧巻でした。紆余曲折で小野ゼミに入った僕は、当然、そんな発表をできるようになるものだと思っていました。しかし、段取りなんて概念が存在しない12期関マケがその水準のプレゼンができたかというと自信がないです。本番のプレゼンもさる事ながら提出した論文も納得いかないものだったし、毎日毎日集まって一体なにをしてきたのだろう、深夜に太龍軒行くことだけを楽しみに頑張ってきたのになんで達成感がないのだろう、発表が終わった直後はそんなことをずっと考えていました。
 でも、やり直したところで僕たちは結局変わらないような気がして、後悔するだけ無駄な気もしてきました。そして、自分が得たものの多さや、自分に足りないものがたくさん見えてきたことに気づいてからは、関マケでの活動が非常に有意義であったように思えるに至りました。この半年は僕の人生において大きな価値をもつことでしょう。
 このように、当事者にとって多くの成長の機会を与えてくださる少人数での三田論執筆活動は、論文の本数が増える分、周囲の負担を倍増させることになります。自分たちが最後までやりきることができたのは、先生はもちろん小野ゼミの皆様のおかげです。11期関マケの先輩方にもほんとにお世話になりました。来年自分がどれだけ後輩たちの支えになることができるかはわかりませんが、このような素晴らしい環境を提供する側となるためにも、もっと僕も成長しなくてはなりませんね。まずは苦手な日本語から。。。
 最後に、関マケの日々を思い起こすと、口喧嘩みたいなシーンも多かったけど、案外楽しかったシーンが多かった気がします。それぞれがちゃんと得意分野みたいなの持っていて、バランスがよかったチームでした。絶対的にデキるやつがいなかったこそ、それぞれ頑張っていたチームだと思います。個々へのコメントは小っ恥ずかしいから割愛させていただきますが、これまで半年間一緒にやってきた3人、色々ごめん、そしてありがとう。
中野真衣
「関マケだからしょうがない。」―――よく口にした言葉、第1位。
「負のオーラが漂っているよ。」―――よく言われた言葉、第1位。
 そんな私たちの半年間が、多くの人に支えられながらようやく幕を閉じました。正直なところ、今はまだ関マケという言葉を聞くと、辛い思い出の方が先に頭に浮かんできます。たとえば、論文提出一週間前は、グループワーク中や本ゼミ後にトイレに籠って泣いていたほど、辛い毎日を過ごしていました。論文執筆が進まないことに対する焦り、メンバーの素行に対する不満、そして自分の力不足に対する苛立ち…。そういった負の要素が積もっていたことに加え、その感情を相談できる相手がいないことも、事態の悪化に拍車をかけていました。しかし、その時に私が感じていた負の要素は、おそらく私を媒介して、他の関マケメンバーにも何かしらの悪影響を与えてしまったに違いありません。そのことに関しては申し訳なく思っています。
 私たちの論文およびプレゼンテーションは、関東学生マーケティング大会の審査員の方々曰く、「難解で、仮説ありきのもの(?)」であったそうです。ですが、三田祭の小野ゼミブースにおいて、私たちの論文は、最も来場者の心を掴んでいたと自負しています。私たちのパネルを見て、初めて小野ゼミに興味を持ったという2年生がいたり、電通の方が声をかけて下さったりしました。そうしたことがあったので、今大会では、努力の甲斐むなしく準決勝敗退という残念な結果に終わってしまいましたが、不思議なことに悔しいという気持ちはそこまで強くありません。むしろ、人前で発表することに苦手意識のある私が、本番では全く緊張せずに発表することができたことを、嬉しく思っています。(とは言っても、やはり悔しいです…。)
 論文執筆に際して、11期の先輩方、大学院生の方々には、本当にお世話になりました。先輩方のご助力や温かい叱咤激励がなければ、今日という日を迎えることはできなかったと確信しております。本当にありがとうございました。
 そして小野晃典先生。私たちが論文活動を終えることができたのは、小野先生のおかげとしか言いようがありません。小野先生は、時間も場所も問わず、最後まで私達を見捨てずにご指導して下さいました。心から感謝しております。本当にありがとうございました。
 最後に、関マケのみんな。私たちは楽しいことも、辛いことも、一緒に経験した同士です。いつの日か笑いながら、関マケの思い出話を肴に、お酒を飲める日が来ることを楽しみにしています。本当に、お疲れ様でした。

第12期 関東学生マーケティング大会プロジェクト・メンバー:
佐野諒平(代表)
芦澤友也
岸部海人
中野真衣

201832

Copyright (c) 2014, 2015- Prof. A. Ono's Seminar of Marketing,
Keio University, Tokyo, Japan. All rights reserved.