題字 「卒論・その他」
第1期生卒業論文集
 小野晃典ゼミナール第1期卒業生の卒業論文は,『慶應マーケティング論究』,第1巻に収められています。 このページでは, 論文集に収められた論文をダウンロードすることができます。
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編集委員 : 石井隆介



  『慶應マーケティング論究』, 第1巻 (2003.3.)

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  『慶應マーケティング論究』, 第1巻 増補版 (2004.3.)

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表紙
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巻頭言 第1期ゼミ長 白木俊介 
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目次
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井川倫士
限定販売戦略の有効性 ―消費者行動論的アプローチ―
論文 ダウンロード(PDFファイル・159KB)
 われわれはなぜ限定商品に惹かれるのか。 本論は、限定商品の有効性について消費者行動論的視点から吟味し、前述の疑問を解き明かすことを目的とする。 具体的には、消費者調査によって収集したデータをもとに多変量解析技法を実施して、構築した独自の概念モデルの妥当性を検討する。 その結果、限定商品が及ぼす製品価値への影響と、消費者が受ける準拠集団からの影響が浮き彫りとなり、限定製品の有効性が主張される。


井上貴晴
ブランド意味研究
 ―意味の源泉と生成プロセスの多様性―
論文 ダウンロード(PDFファイル・88KB)
 ブランドは単なるネーミングとしての記号を超えた意味と意義を持ち、消費者はしばしば製品の物理的機能というよりは、ブランドがもたらす象徴的な意味を求めて消費を行うことがある。 本稿はそのブランドに宿る意味がどこから、誰の手によって、どのように生成されるのかを明らかにすることを目的とするものである。 事例研究の結果、ブランドの意味の源泉とその生成メカニズムには多様性があることが明らかになった。


石井隆介
消費者意思決定プロセスへの影響の広告媒体間差異
 ―Howardのニューモデルを基礎にして―
論文 ダウンロード(PDFファイル・94KB)
 広告媒体に焦点をあわせた研究の広告研究全体の中で占める割合は比較的低い。 本稿の目的は、3つの焦点から、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットの5つの媒体間差異を明確化することである。 本研究の基礎となったHowardのニューモデルが3つの研究焦点によって拡張され、最終的に各広告媒体と消費者意思決定の関係を包括的に描写するモデルが構築される。 概念モデルは、消費者データと共分散構造分析を用いて、実証分析される。


伊藤圭以
オープン価格が消費者情報処理に与える影響
論文 ダウンロード(PDFファイル・139KB)
 現在、オープン価格制は様々な製品に適用されている。 オープン価格制は、価格が消費者に表示されていないことを意味するが、その結果、消費者の情報処理に何らかの影響を与えているかもしれない。 このような問題意識に対して本論は、消費者行動論的見地から、オープン価格に対する消費者心理メカニズムを描写したモデルを構築し、実証分析を行う。 そして、その分析結果からオープン価格制への示唆を得る。


勝木啓太
企業ブランドと個別ブランドの効果
―ブランド階層に対する消費者認知―
論文 ダウンロード(PDFファイル・235KB)
 消費者はしばしば、ブランド名という外在手がかりを使用して、製品の品質や価値を評価する。 ブランド名はまた、認知的評価過程だけでなく、感情的な過程への作用によっても、購買意図に影響を及ぼしうる。 本論は、これまで「ブランド」として一括りで扱われてきた「企業ブランド」と「個別ブランド」の認知的/感情的作用の異同について検討し、概念モデルを構築する。 さらに、消費者調査を行ってモデルの経験的妥当性を吟味する。


中嶋浩章
エコ商品購買における消費者心理メカニズム
論文 ダウンロード(PDFファイル・180KB)
 エコ商品は、社会に必要なものであると認識されているにもかかわらず、なぜその認識が必ずしも実際の購買に直接結びつかないのか、というテーマは、社会心理学の分野で研究されている。 本論文は、社会心理学における環境配慮行動の要素連関モデルを援用することで、エコ商品購買時における消費者行動を規定する要因を仮説化し、独自の概念モデルを構築する。 その後、消費者調査で得たデータに基づいて、共分散構造分析を行い、モデルの経験的妥当性を吟味する。


仁王敬子
オンライン・ショッピングの利用意図
論文 ダウンロード(PDFファイル・203KB)
 本論文は、なぜオンライン・ショッピングを利用するのか/しないのかというテーマに対して消費者の視点に立った分析を試みる。 まず、既存の消費者調査によって得られたデータから、促進要因と阻害要因を抽出した。 次に、Fishbeinの多属性態度モデルを援用して状況要因を組み込むプロセスを通じて、独自の概念モデルを構築する。 その後、収集した消費者データを使用して、共分散構造分析を行う。 そして、分析結果から、学術的・実務的示唆を導き出す。


野田泰弘
ブランド維持期におけるブランド力と広告強度の関係
論文 ダウンロード(PDFファイル・99KB)
 ブランドと広告との関係に焦点を当てるとき、「広告がブランドを構築する」という議論が現在のブランド研究において一般的である。 それでは、ブランドが成長した後、ブランドを維持していく段階においても、果たして同じことが言えるであろうか。 本論文ではブランド維持期におけるブランドと広告との関係について、「ブランド力が広告量を補完する」、「ブランド力と広告量はプラスの相互効果を発揮する」、「ブランド力と広告量はマイナスの相互効果を発揮する」 という3つの主要仮説を設定し、実証分析を行う。


野中八千代
再購買を規定する5大要因
論文 ダウンロード(PDFファイル・101KB)
 「1度も買ったことのない銘柄よりも、以前買ったことのある銘柄の方を選択する」, 「気づくといつも同じものを買っている」といった経験はないだろうか。本論は、過去に購買経験のある製品・サービスを再び購買しようとする消費者行動を規定する要因を紐解くため、主として消費者満足および消費者情報処理という2つの分野における研究を援用しながら、5つの再購買規定要因を仮説化して、その論理的・経験的妥当性を検討する。


酒井誠太郎
能動的消費者行動モデルの構築
論文 ダウンロード(PDFファイル・190KB)
 本研究は消費者のブランド選択に際しての意思決定行動に焦点を当てて研究を行う。消費者ブランド選択行動を描写するモデルの1つにLancasterモデルがある。本研究はそのLancasterモデルに消費者意思決定方略採択行動を描写するE-Aモデルを混成させ、新たなモデルを構築する。新たに構築されたモデルである能動的消費者行動モデルによって、消費者の情報探索行動や消費後行動の描写を試みる。


白木俊介
コモディティ商品のブランド化
 ―買い揃え購買行動のメカニズムを通じて―
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 複数種の製品購買に際して、消費者はしばしば、ブランド名や物理的製品特性の統一や調和を勘案する。 そのような傾向は、コモディティ商品(日用品)のケースにおいて顕著であろう。 本論は、同一ブランド下のコモディティ商品群に対する買い揃え購買を焦点とし、その心理メカニズムの解明を試行する。 その試みを介して、高級品に比してブランド化が困難と言われるコモディティ商品を、品揃えを介してブランド化する方途を探究する。


田中由希子
消費者の自販機選択要因
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 我々の日常生活に馴染み深い自動販売機は、我が国において戦後確立されたマーケティング・チャネル戦略の1つである。 近年、自販機に類似するコンビニが急成長したにもかかわらず、未だ自販機が利用されるのはなぜであろうか。 本論文では、この問題意識に基づき、Fishbeinの多属性態度モデルを援用して、消費者が自販機を利用するまでの認知メカニズムを、概念モデルを構築して解明する。


辻 要
中食市場の成長性 ―消費者は何故、中食を選択するか―
論文 ダウンロード(PDFファイル・148KB)
 わが国の食品市場において、中食市場は、景気の低迷で消費全体が縮小傾向にあるにもかかわらず年々拡大を続けている。 その所以は、消費者が食に対して簡便化志向を有するようになったためであると考えられうる。 そこで本論文は、女性の生活様式と食品購買行動の関係に着目し、消費者の食の簡便化志向とその規定因を多角的に概念化および実証することによって、食に関する消費者意思決定の根底に存する構図を明らかにする。


鶴岡大樹
支払手段に関する消費者意思決定メカニズム
 ―クレジットカードに着目して―
論文 ダウンロード(PDFファイル・371KB)
 消費者は支払い手段を、どのような要因で決めているのであろうか。 本論ではクレジットカードに着目し、支払い手段の消費者意思決定メカニズムの解明を試みる。 クレジットカードの利用頻度に影響を及ぼすであろう5要因を設定したのち、Fishbeinモデルを用いて独自の概念モデルを構築する。 その後、消費者調査を行って収集したデータをもとに共分散構造分析を行い、分析結果から学術的・実務的なインプリケーションを導き出す。


臼杵善治
流通系列化に対する法規制
 ―産業組織論的アプローチによる実証分析―
論文 ダウンロード(PDFファイル・85KB)
 本研究は、流通系列化に対する産業組織論のハーバード学派、シカゴ学派の相反する主張に問題意識を据え、流通系列化は消費者の利益にならないのかを解き明かす為の試論である。 まず、各学派の主張をレビューし、続いて、S-C-Pモデルを援用して、流通系列化と消費者の利益に関する因果モデルを構築する。 かかるモデルを実証するべく、全国物価統計調査のクロス・セクション・データを用いてSASによる回帰分析をおこなう。 そして、分析結果を考察し学術的・実務的な示唆を導き出す。


柳川政人
メディアとスポーツ
 ―メディアにおけるスポーツ・マーケティングと観客増減―
論文 ダウンロード(PDFファイル・86KB)
 スポーツは競技場だけでなく、テレビ・新聞・インターネットなどのメディアを通じても、私たちの元へ届けられている。 そこに、メディアは人々がスポーツに興味を持つきっかけとしての役割を担っているのではないかという研究焦点が浮上する。 本論では、スポーツにおけるテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・インターネットの5媒体が消費者の観戦意図(競技場への出向意図)に対していかなる影響を与えているかということについて、関与研究や広告論の視点から実証分析を行う。


三田論プロジェクト
セット販売戦略の有効性 ―消費者行動論的アプローチ―
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 我々は「セット商品がどのような時に購買されたり、されなかったりするのか」という問題意識を抱いた。 そこで、Fishbeinの多属性態度モデル、Bettmanの情報処理理論、Lawrence & Lorschのコンティンジェンシー理論を援用して、セット商品が購買されるメカニズムを解明する独自の概念モデルを構築する。 さらに、このモデルを実証するために、消費者調査を行ってデータを収集し、統計解析ソフトSASを使用して共分散構造分析を行う。そして、その分析結果から学術的・実務的な示唆を導き出す。


十ゼミ プロジェクト
テーマパークの未来像 ―21世紀のマーケティング―
論文 ダウンロード(PDFファイル・186KB)
 関東十ゼミ討論会においてレジャー・観光業界研究班に属する我々は、テーマパークに対する戦略提言のプレゼンテーションを行う。 そのプレゼンの基礎となる本論文において我々は、テーマパークにとっての製品・価格・広告・流通(立地)戦略の特殊性を見据えた上で、各戦略に関連する既存理論の援用可能性を検討する。 こうして理論的検討によって最適化戦略を導出したのち、それらの有効性は個別事例分析を通じて例証される。


電論プロジェクト
経営資源としてのブランドと広告
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 本論文において我々はまず、消費者行動論の視点からブランドを捉え、ブランドが消費者に与える何らかの力としてブランド力を定義する。 そして、ブランドが消費者にもたらす価値を4つに分類し、多属性態度モデルに従って属性水準と属性重視度に価値の規定要因を求める。 これらの議論に基づいて、5種類のブランド力を識別する。 さらに、腕時計に関する消費者調査を通じて、5つのブランド力が存在することを実証する。 最後に、5つのブランド力を高める広告コミュニケーション戦略を提案する。


石井隆介(慶應義塾商学会賞 受賞論文)
消費者意思決定プロセスへの影響における広告媒体間差異
 ―Howardのニューモデルの拡張を基礎にして―
論文 ダウンロード(PDFファイル・2,023KB)
 広告についてはこれまでにも様々な研究が行われてきているが,広告媒体に焦点をあわせた研究の広告研究全体の中で占める割合は比較的低いと言える。 特に各広告媒体の機能の差異については研究が遅れているようである。 本研究の目的は,3つの焦点から,マスコミ4媒体(テレビ,ラジオ,新聞,雑誌)の差異を明確化することである。


仁王敬子・伊藤圭以・中嶋浩章(SPSS賞 受賞論文)
セット商品の購買要因 ―Amosを用いた消費者認知構造分析―
論文 ダウンロード(PDFファイル・74KB)
 本論文は、前年度に執筆された三田祭論文の追随研究である。 我々はセット商品がどのような時に購買されたり、されなかったりするのか、というテーマに対し、「安さ」、「自由な商品の組み合わせができない不便さ」、「選びやすさ」という3大要因を設定したのち、幾つかの理論を用いて独自の概念モデルを構築する。 その後、消費者調査を行って収集したデータをもとに、SPSS社の統計解析ソフトAmosを使用して共分散構造分析を行う。 そして、その分析結果から学術的・実務的な示唆を導き出す。


井川倫士(慶應義塾商学会賞 投稿論文)
限定商品 ―消費者行動からのアプローチ― (2004.3.増補)
論文 ダウンロード(PDFファイル・103KB)
 われわれはなぜ限定商品に惹かれるのか。 本論は、限定商品の有効性について消費者行動論的視点から吟味し、前述の疑問を解き明かすことを目的とする。 具体的には、消費者調査によって収集したデータをもとに多変量解析技法を実施して、構築した独自の概念モデルの妥当性を検討する。 その結果、限定商品が及ぼす製品価値への影響と、消費者が受ける準拠集団からの影響が浮き彫りとなり、限定製品の有効性が主張される。


ケースメソッド資料作成プロジェクト
柳川政人臼杵善治田中由希子勝木啓太白木俊介
サッポロビール 「北海道生搾り」
ケース資料 ダウンロード(PDFファイル・175KB)
各種データ編 (サッポロアサヒキリンサントリーその他
                  
(ゼミ内専用資料とさせていただきます。)
 2001年当時、わが国のビール業界は上位2社の首位争いによって特徴づけられており、サッポロビールは長らく第3位の地位に抑えられていた。 この硬直した業界を大きく揺るがしたのが発泡酒の登場である。 発泡酒市場が拡大する中、サッポロビールはこの市場における主導権を狙って新商品の投入を計画した。 新社長を迎えて挑むこの商品について、そのブランド・アイデンティティの最適化問題を解くことが、本ケースの焦点である。


最終頁
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『慶應マーケティング論究』 第1巻 CD−ROM版 補足ファイル
CDジャケット (EPSON CD Direct Print 2用ファイル : 13,2MB)
卒業記念制作ビデオwmvファイル : 630.8MB)

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20041130

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